白文の音読について

NT投稿 2018/7/23 21:06

高3 文系 茨城県

京都大学経済学部志望

京大志望の現高3です。
現在漢文はヤマのヤマを使って学習しているのですが、某勉強系youtuberの質問コーナーにて、漢文は白文を音読できるくらいまで読み込む必要があるという話を聞きました。そこで疑問に思ったのですが、白文の音読というのはどう読んでいるのですか?句法を見抜いてここがレ点だな、などと考えて日本語の順番に直し、返り読みをしながら読み進めていくのか、あるいは上から下まで一度も返り読みをせずに読み進めて行くのか、ネットなどで調べてもこれだと納得できるものはありませんでした。回答よろしくお願いします!

回答

塩林檎投稿 2018/7/26 06:12

京都大学農学部

そのYouTuberさんの意図は分からないので、私のおすすめの方法を説明します。
私は句形を覚えるために、桐原書店の漢文必携、という教科書の例文を音読していました。読み方は、書き下し文と同じ読み方で、白文で読めるようになるまで音読していました。
「行楽須及春。」←こんな感じの例文を「行楽須らく春に及ぶべし。」と音読する。もちろん意味も覚える。
これを覚えればセンター漢文は楽勝です。ほぼ確実に満点が取れると思います。(あとは単語を覚えれば)

加えて、学校の授業で扱う短い文章も音読していました。(例えば「矛盾」や「混沌」など。)これも、書き下し文と同じ読み方で、白文で読めるようになるまで。これによって、基本の句形の実際の文章の中での使われ方を感覚的に覚えることができます。白文をスラスラ読めるようになるには結局は書き下し文をほぼ暗記することになるからです。「史記」など長いものは流石に覚えることはしませんでしたが、送り仮名なしレ点ありの状態で読める程度には音読していました。

また、問題集やセンター過去問などの問題を解いたあとは、1度は書き下し文の音読をしてみてください。すると、この漢字はこういう読み方や意味もあるのか、と何かしら気づく点があることと思います。

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