長文は読めるのに、正答率は低い

さと投稿 2020/5/5 18:23

高3 理系 岩手県

筑波大学医学群志望

英単語や文法をほとんど完成させていて、長文自体が読めない、理解できない、ということは無いのですが、問題を解くと(特に記号問題の)正答率が低いです。
丁寧にとく方法や、読み間違いを無くす方法などがあったら是非教えて欲しいです!
参考までに英検準1級は持ってます。

回答

taka5691投稿 2020/5/9 22:32

東京大学理科一類

英語長文が読めるならコツさえ掴めれば大丈夫です。

さて、記号問題と言っても色々あります。思いつくところでは内容一致問題、空欄補充問題、タイトルを付ける問題、要約を選ぶ問題、段落整序問題などが挙げられますね。質問者様が具体的にどんな問題に困っておられるのかわからないのですが、とりあえずこれらについて見ていくことにします。

内容一致問題は1番出題が多そうなものです。意識したいのは、

“正解は本文から表現が同じ意味の範囲で書き換えられており、誤答は似た表現で全く別の意味になっている、もしくは本文により言い過ぎている、つまり表現がすり替えられている”

ということです。本文でhe likes apples best of the all fruits とあるところを、正解はhis favorite fruit is apples みたいな表現に書き換えられてます。一方誤答はhis favorite food is apples みたいな感じにしてます。ちょっと文法が自信ないですが。誤答の方ではフルーツではなく食べ物全般の中でという表現にすり替えられていて本文と合致するとは言えません。これが書き換えとすり替えです。うまい例が思いつきませんでしたが、とにかくこれを見逃さないように慎重に振り返ること、類義語を確実に把握する事が求められます。

空欄補充問題は前後の文脈と表現に添って選ぶのが基本ですので長文が読めればできそうです。

タイトルは究極の要約なので、基本的に要約問題と同様に考えます。文章全体のの頭と尻尾が結局どう繋がってるのかを再度確認する事で、文章全体の言いたい事を捕まえます。これにより要約の骨子はできるはずなのであとは細かなところが本文と合うか吟味です。その点では内容一致問題と同じ考え方が通用するでしょう。

段落整序は空欄補充のでかいバージョンで、文章の流れつまり文脈を把握することが大事です。これも、長文が読めれば結構いけます。時制や定冠詞、不定冠詞、代名詞の使い方など(例えば初めてでてくる表現なら固有名詞などはきちんと書かれますが2回目以降は代名詞が使われる、など)に注目することも役立ちます。

以上を意識してみてください。内容一致問題の考え方が特に大事ですから、間違えた問題はもう一回確認してみてください。きっとすり替えられていたことに気がつくと思います。健闘を祈ります。

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