志望校を諦めた方がいいのか

清鷹投稿 2022/2/20 16:23

undefined 理系 兵庫県

京都大学工学部志望

私は関西大学を中退し、再受験したのですが失敗してうつ病になり勉強には数年ブランクがあります。最後に受けたセンター試験は600点でした。京都大学を志望しているのですがTwitterでネガティブな情報を見てしまい、自分があと一年で受かるのは絶対に無理なのかと感じ絶望して焦りと不安から全く勉強に手がつきません。志望校が厳しいということは自分でもわかっていますしどれだけでも勉強するつもりではいるのですが、やはり諦めた方がいいのでしょうか。

回答

Mx投稿 2022/2/22 00:08

東京大学文科三類

東京大学に所属している者です。

恐らく質問者さんは逆転合格のコツをお聞きしていると思ったので、自分の体験や友人の話から逆転合格を果たすために必要だと考えていることをお伝えしようと思います。

自分は高校時代運動部に所属して部活に熱中した日々を過ごしており、勉強を本格的に始めたのは部活を引退してからだったので、高3の夏時点では駿台東大模試で総合偏差値42のE判定と散々な成績でした。しかしそこから3ヶ月後の秋の駿台東大模試で総合偏差値を18上げてA判定を獲得し、その後現役で東京大学文科三類に合格することができました。

自分自身の経験や友人達の話や様子から、逆転合格するために必要な要素は大きく分けて3つあると考えています。

1つ目は【勉強の量】です。逆転合格をした人は、具体的な勉強方法は違えども膨大な勉強量を確保していたという大きな共通点があります。自分の場合であれば、高2の11月に部活を引退して本格的に受験勉強を始めてからほぼ毎日12時間以上勉強していました。成績が伸びない時期に勉強を続けるのが辛いのは痛いほどよく分かりますが、それを乗り越えなければ逆転合格はありません。本気で逆転合格を目指すのであれば、周りの誰にも負けないと胸を張って言えるレベルの勉強量を確保しましょう。

2つ目は【勉強の質】です。上述した通り、膨大な勉強量をこなすことを大前提としても、何も考えずがむしゃらにただ長時間机に向かっているだけでは逆転合格はできません。逆転合格をするためには勉強の質を高めることが絶対条件です。そのためにも、日頃のテストや模試などを通じて「自分の弱点」を明確にして、それを克服するということを常に意識ながら勉強をしましょう。

3つ目は【気持ち】です。長々と書いてきましたが、最終的は結局「どれだけ第一志望校に行きたいのか」が合否を分けます。本当に行きたいのであればどんな努力も惜しまないはずですし、上述した勉強の量も質も気持ち次第で大きく変わってきます。自分も含め逆転合格した人は皆、「絶対〇〇大学に行くんだ!」という強い気持ちを持って勉強していました。これは何よりも大切なことです。厳しいことを言うと、他人に「合格できるでしょうか」と聞いていたり、「無理だよ」と言われて諦めそうになったりしているうちはまだまだです。「周りの人に何を言われても絶対○○大学に合格するぞ!」という強い信念をもつことが逆転合格の第一歩であり最重要事項でもあると言えるでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。

FMRm5HK0A7WJ6BYSv2Ogr8gAs1R2
9074A4C70B8941629547724DA5E0854F
8FLTHH8BTqPwDZPuXT5c