見直し、解き直しのやり方

ゆや投稿 2020/12/8 23:28

高3 文系 沖縄県

北九州市立大学外国語学部志望

模試などの問題を解いた後の見直しや時直しの仕方がいまいちわかりません。特に解き直しをやる時答えを覚えていたらやる意味がないと思いあまりやったことはありません。何かいいを方法教えてください。

回答

mofmof投稿 2020/12/9 17:19

東北大学経済学部

こんにちは、初めまして!mofmofと言います!
よろしくお願いします!

カテゴリが古文・漢文になっていますので、古文漢文の問題を解いているときの見直しと解いた後の復習について書かせていただきたいと思います!

(ちなみに、英語も同じ考え方が適応できますよ!!)

まず、見直しについてですが、僕の考え方的には“見直しはしないもの“と思っています。

というは、マークミスや漢字ミスなどは確認しますが、一度解答を出した問題について再び考え直すというのはやらないようにしていたということです。

なぜ、見直しを基本的にしないかというと、特に国語系でですが、考え直したときに「やっぱりこっちかな」「いやいや、こっちかな」と悩んでしまうのを無くすためです。

1度目・初めて解いていっている時は、文脈に従って、文脈に沿った思考回路で解いていますが、見直しの時に解き直すと、文章の途中から考えることになるのではないでしょうか?

そうすると、本来その前後にあった大事な情報を見れないまま解いてしまうという可能性が出てくるので、引っ掛け選択肢にまんまとひっかかってしまうかもしれません。

「もっと範囲広げて読めばいいじゃん」と思うかもしれませんが、そうなると、今度は時間がかかって、やりきれない可能性も出てきます。

時間がギリギリになれば、精神的に焦って、よくわからない選択肢を選んでしまう可能性だって出てきます。

このように考えると、基本的には時間制限−3分〜7分ほどで解き、残りはマークミスや漢字間違いなどのチェック時間に当てるのが一番リスクが低いと思います。

見直し時間を短くするということはその分と9時間が伸びるということですから、焦りすぎず丁寧に考えて解き進めていけば良いと思います。

次に、復習・解き直しの話ですが、古文漢文においては
4つのことをチェックするといいと思います。

①単語・漢字
②文法
③文の訳
④解答根拠

①単語・漢字
この項目では、読んだ文章で自分がわからなかった単語や漢字が、自分が学習した参考書やテキストに載っているものではなかったかどうかを確認します。

もし、自分が使っている参考書やテキストに載っている単語・漢字だったら、それらの暗記が甘いということになります。

本番で自分の知らない単語や漢字が出てきたときには、知っているものを総動員して解答を出さなけれないけないので、自分の使っている参考書やテキストの復習を直ちに始めましょう。

②文法
これは古文メインの話になりますが、傍線部や、解答の根拠となる部分に自分が学んだことがあって、解いた時にわからなかった文法知識がないかどうかをチェックします。

あった場合は単語・漢字と同じように、参考書やテキストを復習しましょう。

③文章の訳
全部の文を訳していこうとすると、かなりの時間がかかってしまいますから、傍線部と解答根拠となる文の訳出ができるかどうかをチェックします。

もし、できない場合は和訳と古文・漢文を隣に置いて照らし合わせながら、なんでその文がその訳になるのかがわかるかチェックしましょう。

わかった場合は何が原因で訳せなかったかを考え、その復習をし、わからなかった場合は、解説を読んだり、学校の先生やチューターさんに聞いたり、インターネットで調べたりして調べ、判明した弱点を復習します。

④解答根拠
自分がとった解答根拠と模範解答に書いてある解答根拠があっているかを確認します。

もちろん、模範解答以外の根拠が取れる場合もありますが、とりあえずは模範解答に従いましょう。

これら①〜④が問題を解いた後に分析すべきことです。

そして、分析をしたら、復習をしていきますが、復習の完了目安はどこだと思いますか?

そうです!ここで“解き直し”をするのです!!!笑

同じ問題を解き直して、初回に自分ができなかったことをきちんと復習してできるようになっているかということの最終チェックをします。

これでしっかりと根拠をもって解けるようになっていればきちんと復習できた、つまり成長したということがわかりますので、モチベーションの維持にもつなげることができます。

もちろん、解き直しをしなくてもできるようになったとわかるよ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、単語・漢字・文法を単体で勉強するのと、長文の中で出てくるのでは難易度が違うことは容易に想像できると思います。

本番は長文の中に散りばめられた単語・漢字・文法と戦っていかなければいけないのですから、日々の勉強のクリア基準もそのようなところに置いていった方がいいのではないかと思います。

長々と書かせていただきましたが、勉強は演習しているときよりも、復習しているときに成績が伸びるものです。

毎日何かしらの成長を得るためにも復習を大切にしてやっていってほしいと思います!

志望校合格に向けて頑張ってください!

応援しています!!

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