マークと記述

IRI投稿 2019/7/4 07:36

高3 文系 静岡県

京都大学法学部志望

国立志望の文系高3です。
5月に行われた全統マーク、記述の結果が返ってきました。そこで1つ気になったことがあって、英語なんですけど、マークだと9割を超えて全国偏差値は69あったのに、記述になった途端に59まで落ちてたんですけど、どういうことですか?単なる記述力の欠如と捉えればいいですか?英語は苦手意識はなく、むしろ得意です。また、これからどういった対策をすればいいかも教えていただけるとありがたいです。

回答

ぶるーわん投稿 2019/7/7 00:17

京都大学薬学部

英語において、マークと記述で問われる力は全く異なると言っても過言ではないでしょう。特に京都大学の場合それが顕著に出ます。気をつけてください。
具体的に見ていきますと、センター試験は本当によくできた試験で、総合的で基礎的な英語力をうまく問うています。文法から読解まで幅広い力が問われるでしょう。対して記述試験では、文法などの基礎的な力よりも、より実践的な力が問われることが多いです。読解と英作文で大半を占めることが多いでしょう。
ここまで見てきた通り、そもそも守備範囲が異なるということが挙げられます。まず、両方のテストで、自分がどの大問で多く点を取り、どの大問で落としたかを見てみてください。もしかして、英作文が苦手ではありませんか?これは記述特有で問われる分野だからです。(ただし、英作文に必要な力、例えば英作文のための文法や適切な文構成などはセンターでも問われます)
また、読解と一口に言っても、センターと記述では大きく異なるのも事実です。センター試験では多くの分量を早く正確にこなすことが求められます。また、極端に言うと、和訳する必要がない問題形式でもあります。英語を英語のまま意味を取り英語で答えることができればかなりいい点が取れるでしょう。また、先ほども言ったように速さが重要で、処理能力も試されています。対して記述英語は、こってりとした文章をしっかり解釈させるものが多いでしょう。この際日本語で解答させるものも少なくないので、和訳力と言うのが存分に試されます。語彙も、知らないものが出てくることが多いでしょう。これは知らない単語をいかに推測・表現するかと言う部分を試されているともいえます。このように、日本語力も重要になってくるのが記述英語でしょう。
このように必要な能力が双方で異なっているのです。自分の弱点と得意を今一度見直し、これからの対策に役立ててください。

対策の仕方は、その苦手分野によるかと思いますので、もし気になるようでしたら、分野ごとの点の取り方を見た上でまた質問してください。お待ちしています。

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