東大受験 高二

SK投稿 2019/9/21 12:01

高2 理系 沖縄県

東京大学志望

高二は英語と数学をずっとやるべきとよく言われたり聞いたりするんですけど,国語は3年生になってからでも本当に大丈夫ですか?

回答

hoose投稿 2019/9/21 16:27

京都大学教育学部

高3夏までは東大志望でしたので、回答します。

高3前に英数を完成できる人は、東大志望の中でも半分いかないのが実情です。だからこそこれだけ、英数への集中が呼びかけられるということ。
高2までに本気で勉強出来る人は少数派で、成果を残せる人はさらに少なくなります。みんな部活や学校生活など忙しいですから。

そして一番重要なのは、東大に限ったことではありませんが、受験は英数で決まる、ということです。
ざっくりした傾向として、文系は英語、理系は数学ができる人が多いです。
そしてそれゆえ、文系の数学、理系の英語(または理科)は、合格の分かれ目になりやすいです。

今の日本ではたいていどの学部、どの大学でも英数は配点が大きいです。
逆に言えば、英数さえ平均以上確保できれば、たとえ国社理科が失敗してもなんとかなるということです。
(理3などの例外を除きます)
高2のうちに英数を平均以上で固められれば、高3からは英数を現状維持するだけでかなりの戦力になります。
国社は1年間で何とかなりますが、英数は1年間では絶対に足りません。理科は科目にもよりますが…

身もふたもないことを言えば、国語は特に勉強の成果が出にくい教科です。文章の相性や採点次第で成績がかなり変動します。
コスパが悪すぎる、ということですね。
それに比べれば英数は勉強量が点数に結びつきやすいです。

英数をずっとやってきたけど(どちらか片方)高3始め時点でまだ仕上がっておらず、夏までは英数をやりこんでなんとかなったけれど、焦って国社が疎かに…
というのは、東大に落ちる人の典型例だと思います。
英数が完成しないまま国語をやったってあまり伸びないのですから、まずは英数を伸ばせるだけ伸ばそう、というのが王道ですし、それができない人が受験生でも大量にいます。そして落ちる。

焦らずに、まずは英数を極めましょう。英数は一番差がつきますし、英数でついた差は他教科では取り返しにくいです。
しかし逆に、他教科でついた差を英数で取り返すのは簡単ですし、浪人はそれをやって受かってきます。

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