数学の点数が上がらない
purple投稿 2020/1/11 08:07
高2 文系 長野県
横浜市立大学国際教養学部志望
高2の文系です。
横浜市立大学国際教養学部を志望しています。
私は数学が大の苦手で、前回の模試では偏差値45という判定でした。そこで、数学を使わない埼玉大学の国際プログラム枠と明治大学などの私立を視野に入れています。
数学をもう使わないと決めて、私が将来学びたい英語や得意な国語に力を入れた方がいいのか、
今の成績でも数学を今から頑張って横浜市立大のレベルに追いつけるのか知りたいです。
アドバイスをお願いします。(_ _*)
回答
rakuda.投稿 2020/1/11 13:24
京都大学経済学部
こんにちは!
まずは僕の考える数学の取り組み方について
大学の受験数学は、「解答」暗記ではなく「解法」暗記です。
「この問題は、〜を求めたいから、この公式を使って、〜して、、、」
という解法をたくさん頭に入れて、「この問題はどの解法を使うのか」考えながら解きます。
数学が得意な人は、頭の引き出しにたくさんの「解法」があって、問題ごとに「どの解法を使えばいいのか」考えながら解いています。
一方、数学が苦手な人は、「解答」をひたすら暗記しようとして上手にできなくなっている人が多い印象です。
点を伸ばすためには、まずは解法を覚えるのですが、
アドバイスとしては、「解法」を覚える際には、解答には現れない、「どうしてその解答にたどり着くのか?」を意識しながら覚えてほしいです。
例えば、二次関数で、0≦x≦4の範囲におけるf(x)=x^2-2ax+3の最小値を求めるとき、
解答暗記では、f(x)=(x-a)^2-a^2+3にする→軸で場合分け→最小値求める
で終わってしまいますが、
必要なのは、「f(x)は下に凸だから、頂点が最小値になりそう!」→「でも、文字aがあるから頂点が範囲に含まれるか、左か右かわからない!」→「その3つで場合分けして考えてみよう」
これが解答に含まれない「プロセス」であり「心の声」です。
これも含めて「解法」なのです。
具体的に
チャート式を使っている場合、まずはもちろん各章の最初の基本事項を暗記します。
そして問題を解き始めたら、5分考えてみてもわからないような問題は、問題の下に書かれている「指針」をしっかり読み、自分で考えた「〜だからこの場合分けをする!〜だからこの公式を使う!〜だからこの解答になる!」をしっかりと書き込み、「解法」を頭の中に叩き込みましょう。
すでに習っていて解けるはずの問題は、必ず5分間じっくりと考えてみましょう。
他の問題集でも同じです。解けなかった問題にはチェックをつけて、何度も何度も繰り返します。
また、苦手意識が強すぎると、なかなか頭に入りません。
この解法のストックを増やしていって、チェックをつけていた問題が解けたり、初見の問題の解法がわかったりした時に達成感を感じられたら、数学を楽しいと思えて、少し苦手意識が薄れるのではと思います。
この方法でぜひやってみてください!
まずは苦手な単元から試してみて、もしあまり点数が伸びなさそうであれば、数学を使わない受験というのも選択肢としてはありだと思います。
後悔のないよう頑張ってください!