偏差値68に乗せるには

コーキ投稿 2018/11/19 22:46

高2 理系 鹿児島県

筑波大学情報学群志望

次の進研模試から、国数英が200点配点になります。そこで、1月の進研で偏差値68とは各科目、何点くらいでしょうか?科目は国数英物化日です。志望校のことを考えると、どうしても次でS3は突破したいので、参考によろしくお願いします。

回答

うま野郎投稿 2018/11/20 13:39

北海道大学理学部

こんにちは。模試の偏差値についてお悩みなのですね。

結論から申しますと、わかりません。偏差値は周囲の得点をもとに決まるため、テストの難易度もわからないのに、受ける前に得点を示すのは無理なんです。

しかし基本的に模試は大きく難易度を変えないように作られていますから(現実にはズレることも多いですけど)前回と同じ得点率を目指すのが1つの指針となります。

少し、偏差値についてお話ししますね。

偏差値というのは簡単に言うと全体の中での位置を示します。正規分布という言葉を調べると、グラフが出てきますが、理想的にはあんな形(真ん中は多く、端は少なく)に位置が振り分けられるわけです。
ちょうど真ん中が50で、上位15%で偏差値60
偏差値68は上位3.59%に当たります。

仮にあなたが満点を取っても、満点を取った人が上位4%いれば、あなたはどうあがいても偏差値68には届かないんですね。点数でつける順位と違い、偏差値は相対的なものなのです。

相対的ということは周囲の出来具合、それを左右する問題の難易度などが関与してくるため、試験を行うまでは何点くらい取れば偏差値68になるかなんてわからないんです。

しかし推測することはできます。
模試の難易度が全く変わらず、周りも全く同じ出来ならば、あなたが前回とった得点と同じ得点率で点を取れば、偏差値68になるはずです。

少し難しくなり、自分と同じレベルの人達の得点率が下がったなら、もう少し低くても68になるでしょう。
易しくなったならその分点を取らないといけません。

難易度について例を出してみます。

偏差値70以上しか解けていない問題と、偏差値65以上の人が解ける問題があるとします。
68のあなたは70は解けないが65は解ける。
しかし65の人も65は解けるが70は解けない。結果はあなたと同じ得点になりますよね。だからあなたの方が本当はできるはずだけどこのテストだけでは区別できません。
もし68なら解けるが65なら解けないような問題が出題されていたら、あなたは解けて65の人は解けないから、区別できるようになります。

実際はこんなに単純ではないですが、問題が易しく差がつかない、難しすぎて差がつかない、というのはこういった現象が理由です。

少しは偏差値についてご理解いただけたでしょうか。
参考になれば幸いです。

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