中央大学法学部から公認会計士は目指せるのか

やま投稿 2023/5/15 07:17

高2 文系 栃木県

中央大学商学部志望

タイトルの通り、中央大学の法学部から公認会計士は目指せるのか教えていただきたいです。

1、法学部の忙しさ的に、ゼミと両立しながら、目指せるのか。

2、法学部は最近茗荷谷キャンバスに移りましたが、多摩キャンパスに通うことになるのか。

以上の2つに分けて答えていただければ幸いです。
読みづらい文章ですがよろしくお願いします。

回答

たけなわ投稿 2023/5/17 21:30

北海道大学法学部

私も気になるところなので、調べた結果を共有させていただきます。公認会計士試験についてはあまり詳しくはないですが、法学部に通っている身として、ご参考にしていだたけると幸いです。

①法学部で公認会計士を目指すことについて
 学部については、「経済学部、商学部、経営学部といった学部出身者の合格割合が比較的に高いですが、最近では、法学部や理数系学部といった様々な学部の出身者が合格しています」ということだそうなので、学部の壁はそう高すぎるわけではないみたいですね(https://jicpa.or.jp/cpainfo/introduction/qa/)実際、私も、同じ北大法学部で公認会計士を目指して勉強していらっしゃる方を一人知ってます。
 公認会計士試験の内容ですが、主に短答式試験と論文式試験の二段階で行い、前者は「企業法」「財務会計論」「管理会計論」「監査論」の4科目、後者は「会計学」「監査論」「租税法」「企業法」「選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち1つ)」の5科目だそうです(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/qanda/index.html#gaiyouのQ.5)。「企業法」は商法分野、「租税法」は名の通り租税法分野(私の通う北大法学部では、行政法の一分野として学びます)で、これらは法律科目なので基本的には法学部で学ぶ分野です(「民法」はいうまでもありません)。これに対し、残る「財務会計論」「監査論」「管理会計論」は経済学・経営学の分野で、基本的に法学部では学ぶことのない分野です。配点等にもよるのでしょうが、法学部に進んでも、経済学関係の学部に進んでも、いずれも公認会計士試験の内容に直結する一部の分野を学ぶということになると思います。法学部に進んだ場合は、経済学領域の分野を他学部履修することになり、経済学関係の学部に進んだ場合は、法律科目の分野を他学部履修するという形になりそうですね(ここらへんは各大学の履修制度や開講科目にもよるでしょう。中央大学については私は知らないので、詳しくは中央大学の教育制度をご自分でお調べください)。

②法学部の忙しさ、ゼミとの両立
 法学部で学ぶ内容は、名の通り法学です。具体的には、日本を含む各国の法律や政治について学びます(法律学と政治学)。就中法律学の方は、学ぶ内容が難解である上に、期末試験の成績のみによって一発で単位が決まるので、毎回の授業の予習や復習は必須です。ゼミに関しては、先生や単位数によります。基本的には、担当の報告者が判例だったり、事例問題に対する答案だったり、指定された文献の内容だったりを報告し、それを受けてゼミの受講者全員で議論をするという感じだと思いますが。どれほどの準備が必要になるかは、そのゼミの内容次第です(内容はゼミの先生がお決めになっています)。ただ、①で述べたような商法分野、租税法分野のゼミを取れば、そこで扱われることを、そのまま公認会計士に向けた勉強にも活かすことができると思うので、取るゼミによっては、両立どころかむしろ有益な場合さえあると思います。公認会計士を目指していて、どうして法学部の方に行きたがっているのかは知りませんが、中央大学の法学部の卒業生で公認会計士になった方が過去にいるのでしたら、まぁ法学部に進んでも十分公認会計士は目指せるのではないでしょうか。
 ちなみに、法学には「法と経済学」という分野もありますが、これは学部でも開講されているところがありますが、基本的には大学院レベルで学ぶような、また一段と専門性の高い分野です。私は、これについてはまだ全然何も知らないので、興味がおありでしたらご自身でお調べになってください。

③キャンパスについて
 中央大学については何も知りませんが、キャンパスが移ったのであれば、おそらくそちらに通うことになると思います。これについては調べればすぐ出てくると思うので、ご自身でお調べになってください。

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