どう伝えるべきか、どうすれば伝わるのか。

29to077投稿 2017/10/30 16:59

高2 理系 東京都

東京大学志望

現在高校2年です。

現在塾に通っており、自主学習は家だと捗らないのでほぼ毎日、塾の自習室に行って勉強してます。家から塾までの時間は一時間程で、
帰宅時刻は10:30を超える時もあります。私としては塾と学校との時間の配分に最近慣れ、ペースをつかめてきたのですが、あまりにも帰宅時間が遅いために親がとても心配しています。できるだけ早く帰ってくるように言われることがあります。なので、自習室に行かない日も決めています。
また、家では寝る前にその日勉強したことの確認以外はしません。そのせいなのか、親が勉強しろ、だとか、スマホを使っていると、そんなことしている場合なのか?塾に頼りすぎてるんじゃないのか、と次々に私に文句つけてきます。反抗するのは面倒臭いので、はい。と答えその場を去ります。ですが、このことに最近疲れています。

スマホは家でしかやっていません。学校には持っていかない主義なので家でしか使えないから今は許してと主張しても笑って茶化されます。(親はインターネットについて詳しくないので、スマホ=遊びだと思っています)

長文失礼いたしました。本気で今悩んでいます。親に自分の意見は伝えて(一回ではありません)いるのですが、いつも笑って流されます。親と揉めることに体力使いありませんし、親には勉強のお金を出してもらっているので、親に悪い気分にもさせたくありません。
自習室での件も含め、親にどう伝えるべきか、どうしたら本気になってくれるのかについてご返答お願い致します。本気で悩んでいます。m(_ _)m

回答

ひこにー投稿 2017/10/30 17:56

東京大学理科一類

親御さんにお伝えください。もし、29to077さん本人の言葉では信頼してもらえないなら、東大に合格した人間である僕の言葉としてお伝えください。

大学受験は、中学受験や高校受験とは全く性質が異なります。

中学受験、高校受験は多くの場合、親子二人三脚で歩むものです。志望校も、大抵のケースでは親が提案して、子供が受動的に決めますね。
しかし、大学受験で親にできるのは、食事などの体調面でのサポート、学費などの金銭面でのサポート、そしてその他の全ての受験に関することを一切子供に委ね、任せる姿勢をとることのみです。
委ね、任せる、とは放任、つまり放っておくこととは違います。そうではなく、ただ子供の狭い視野に入っていないであろう他の選択肢を示し、自分自身がそれらについてどう感じているかについて子供に意見を述べて、そして後の判断は全て他人のする他人のこととして一任するということです。
勉強しろ、と言われながら勉強していた、または勉強している人間に、僕はこの大学で会ったことがありません。最初のきっかけはそういうこともあったのかもしれませんが、少なくとも高2にもなれば、親がどうこう言わずともやる人はやりますし、やらない人は何を言ってもやりません。そして、干渉すればするほど子供は親のために勉強するようになります。親の前でしか勉強しない子供と、親のいないところでしか勉強しない子供、どちらが健全かは明らかです。

反抗期とは、親の干渉が過多の時に起こるものです。

また、子供にとって干渉だと感じられるようなことが多くなっているにもかかわらず、本気でお子さんが意見を伝えてきている時に、それを信頼せず真摯に耳を傾けないなら、それはもはや抑圧であり、家族という関係が、子供にとって足枷になり得ます。
一旦、単純に同居している他人として、対等に向き合おうとする姿勢を持つべきであると、僕は思います。

その存在を肯定してあげること、君は生きてていいんだよと伝えることが愛だと僕は考えています。どうか自らの理想を子供に負わせるのではなく、ただ見守るということをしてあげてほしいと思います。

29to077さん本人にも伝えておきたいことがあります。

色々ツッコミどころの多い親御さんですが、それでも、どんな形であれ親が心配してくれるのは、大変ありがたいことです。また、もし遅くに帰宅した後に夜食等を作ってもらったりしているなら、それにも感謝の念を伝えなければなりません。
東大を目指され、今猛烈に勉強されているくらいなのですから、必ず、親御さんはあなたのことを愛しているはずです。ただその表現をどうするか、いまいちよくわかっていらっしゃらないだけだと思います。

どうか、僕の意見も携えて、一度本気で、じっくりと親と話し合う時間を作ってみてください。やはりこれについては、あなたにも説明責任ってやつが、生じていないこともありません。
それさえ断られたら、仕方がない、東大に受かるから口出しするなという宣言でもするしかないですかね。。。

高2でその勉強量なら、確実に合格に近づいていけるはずです。ぜひ周りの大人たちにも相談などもしてみつつ、障害を無くしていってください。

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