難問との向き合い方

ぴかちゅー投稿 2020/9/9 16:15

高2 文系 鳥取県

東京大学教養学部志望

解答解説を読んだら理解できるのに、自分1人の力じゃ初見では解ききれないってことが多々あります。改善するにはどうしたらいいでしょうか?問題を解きまくっていく上で克服できるものですか?

回答

まー投稿 2020/9/14 16:53

東北大学教育学部

その感じよくわかります。

私の経験からお伝えするならば、あなたがお考えのようにたくさん問題を解くことと、さらに付け足すならば、制限時間を決めて難問と向き合うことが打開のカギになります。

1つ目のたくさん問題を解くことには大きく3つの目的があります。

①典型問題の典型的な解法を身につけること。
②問題の捉え方の視野を広げること。
③計算ミスや勘違いを防ぐ注意力を高めること。

①においては、いわゆる標準レベルの問題に相当しまして、問題集などでは例題として取り上げられていることが多いです。この手の問題は考え方を理解した上で動きをパターン化させてしまうのもアリだと思います。

②については発想力です。よく問題を解いていて「こういう風に考えれば良かったのか」とか「着目する場所が違った」と思った経験はございませんか?いわゆるこの発想力を高めるには演習の経験値を積んで、問題の見方や捉え方を知っていくしかないと思います。

③はおそらく最後まで悩むものです。このようなミスで本番減点されないためにも演習量は確保しなければなりません。

無意識的にこの目的が達成されますので、ひたすら問題を解く効果は実感しにくいですが、大変重要なものです。

2つ目のきちんと難問と向き合うことについては、上述した②に近いものがあります。つまり、難問は一見問題文を読んだだけでは解法が見えてきません。

それを打破するには、とにかく問題文から分かることを書き出してみる、その書き出されたものから他に分かること、ヒントはないかと悩み、少しずつ紡いでいくことで解法が見えてくることが多いです。

長い時間粘っていても効率が悪いですので、きちんと時間を決めて、その間はひたすらあれこれ考えて解法の糸口を見つける経験を日頃から積んでいると、自力で解ける問題が増えてくると思います!

おそらく入試本番でも悩むような難問は出てきます。
そこで自力で解法を見出せるかどうかは、やはりたくさん問題を解く経験値と日頃から難問と向き合ってきたかの2つがキーになると思います!

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