古文単語について

ははっ投稿 2022/5/19 22:03

undefined 文系 埼玉県

法政大学国際文化学部志望

私は今古文単語ゴロゴプレミアムを使っています。英単語はなんとかやれば覚えられるのですが、古文単語は覚えれません。どのようにすれば覚えれますか?コツというか感覚的なものでもいいので教えてください。

回答

たけなわ投稿 2022/5/20 06:34

北海道大学法学部

古文単語は、一つの単語でも色々な意味があって覚えづらいし、仮に英単語のように機械的に訳を暗記したとしても、それを実際の文章で応用しづらいと言う難点があります。なので、その単語の成り立ちなどに目を向けて、なぜそのような意味になるのかを深く考えることが、古文単語を覚えるに当たっては重要になってきます。例えば、「はか」というのは「捗」を意味し、すなわち「物事の進捗」を表します。したがって、「はかばかし」と言う単語は「捗々し」となり、「進捗に進捗を重ねる様子」=「これといった障害もなく物事がうまく進んでいる様子」から転じて「てきぱきしている」といった意味をとり、またそこから「しっかりしている」、「頼りになる」という意味にも転じます。すると、「はかなし」はこれの逆で「捗なし」ですから、「物事がうまく進んでいる様子のない状態」を表すことになり、「てきぱきしていない様子」から転じて「頼りない」や「取るに足らない」を意味するようになります。このように、その単語の成り立ち等に目を向けてみると、なぜそのような意味になるのかがわかるので、頭に入りやすいです。なので、古文単語を覚える際は、ぜひこうした過程で覚えてみてはいかがでしょう。こういった単語の成り立ちなどが解説されている単語帳として、私が使っていた『春つぐる頻出古文単語480』(河合塾)をお勧めします。語呂合わせで覚えることは考えることを放棄した手段なので、個人的にゴロゴはあまりお勧めしません。「あいなしではつまらない」という字面を覚えるくらいなら、「あいなし」はどんな成り立ちで、なぜそのような意味になるんだろうということに目を向けた方が頭に入りやすいと思います。実際、受験を終えて1年以上経つ私ですが、案外覚えているものです。

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