向いているかどうか

やまさん投稿 2018/11/9 21:02

高3 理系 鹿児島県

京都大学理学部志望

受験生になって全教科、手を抜かずに勉強してました。
でも、理系科目は全般的に自信があったのに、文系科目に時間を割くと理系科目がさがりました。小さい頃から自然とか、物作りが大好きだったのに。自分は科学者に向いてると思ってたのに、何に向いているのかわからなくなってしまいました。一つ言えるのは、僕は天才ではなく努力型だという事。こんな悩みを持った事がある方いらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします。

回答

つねとも投稿 2018/11/10 01:56

東北大学医学部

その気持ち、よく分かります。私も同じようなタイプかもしれません。何か自分を見ているようです。

おそらく、理系のクラスで勉強してきたけれど、京大受験に文系科目も必要だからといって勉強していたら、理系科目が疎かになってしまい、周りに置いていかれそう、といったところでしょうか。

理系大得意ではない努力型の人間なら、難関大の理系を受験する以上、理系科目には絶対手を抜いてはいけません。少なくとも二次試験の配点は、理系科目が大半を占めるはずです。文系科目も大切ですが、理系科目で落としたら元も子もありません。

理系大得意な天才型の人間なら、ある程度理系科目から離れても実力を維持できますが、努力型なら、毎日少しでも理系科目を勉強することが大切です。

1日のうちの勉強量を考え、うまくバランスを取ってみましょう。たとえば、二次の理系対策に数学の大問2つ、理科の問題を2つ。英語、国語は一日一つずつ。センター対策に一日三科目は解いてみる。というようにです。

もちろん、ここに書いた通りにしなくても十分ですが、毎日の理系科目の勉強は忘れないでください。あと、三日間のうちに一度も勉強しなかった教科がないようにしてください。三日間のうちに一度も勉強しなかった教科があるようなときは、おそらく勉強のバランスが取れていないからです。

最後に、同じく努力型の人間として、あなたに言っておきたいことがあります。
大学に進学すれば、天才型の人がたくさんいます。自分がここに来たのは間違いだったのではないかと思うほどです。そのような人たちは大学の高度で専門的な勉強も、簡単に理解してしまいます。きっとこんな人が研究者や科学者として活躍するんだろうなぁなんて思います。
しかし、努力型の人間には、天才型にはない強みがあります。それは、バランスです。努力型の人間は、テストなどでも、多少の不得意はあれど、満遍なく点数をとれると思います。各教科の順位よりも全教科合わせた順位のほうが高いなんてことは珍しくありません。
社会に必要とされているのは、専門的な視点を持つ人材だけでなく、世界をバランスよく見渡せる人材もだと思います。
何に向いているかは明確には分かりません。しかし、バランスある視点を持つ人間は、どの世界に行っても生きていけます。
どの道に進むかなんて、大学に入ってそれから決めればいいのです。大学生活を送る中で、自分の進むべき道は見えてくるはずです。

長くなってしまいすいません。
でも、あなたのことを応援しています!

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