喝を入れて欲しいです。

ハナ投稿 2021/4/19 16:48

高2 理系 東京都

東京大学医学部志望

現在高三です。最難関医学部をめざして勉強中です。現役合格を狙っているのですが、元の偏差値が低く間に合うかとても不安です。数学は数3までを一通り終えました。英語はターゲット1900を何回も繰り返し、文法は英検準一レベルに仕上げました。長文は正直なところ怪しいです。物理化学選択でまだ範囲が半分も終わっていないです。勉強時間は起きてる時間はなるべく確保していますがスマホを見てしまったりとまだまだ甘い自分がいます。
厳しい言葉でも構いません。かつをいれてください。

回答

@238投稿 2021/4/19 19:01

北海道大学法学部

 仮に、あなたが1日に平均して30分をスマホに費やしたとします。今年度は共通テストが1/15と1/16にあるので、明日4/20から数えてそれまでに300日あります。もしあなたがこのまま、自分の悪点(この場合、スマホの誘惑に負けてしまうこと)を直さずにこの300日を過ごしたとすると、合計で150時間はスマホに時間を費やしていることになります。どうです?150時間ですよ?つまりあなたは、6日と6時間はスマホに費やして勉強していないことになります。共通テストまででこれだけなのだから、二次試験まで続くと考えるとそこからさらに41日分、すなわちプラスで20.5時間、全部合わせて7日と2時間半をスマホに費やしたということになります。ぞっとしませんか?最難関医学部を志望していらっしゃるわけですから、あなたが戦う相手は、全国でもトップクラス中のトップクラスを占めている強者ばかりです。そんな相手に、少なくとも7日と2時間半は勉強時間の遅れをとっていると考えただけで、恐ろしくありませんか?ましてや現役生だけではなく、現役生の数倍は勉強時間を確保している浪人生までもがあなたの敵になるわけです。そんな戦いの中で7日も何もせずスマホを見ているなんて、よっぽどの余裕がある人にしかできない芸当ですよ。
 普段の何気ない行為も、こうして見れば未来に大きな影響を与えてしまいかねません。「まだまだ甘い自分がいます」と自覚していながらもそれを直せていないということは、恐らくまだこのことを理解できていなかったということです。本気でそこに受かりたいというなら、たった今から気を引き締め直してくださいね。
 ではここで、集中力に関して話をしましょう。脳には報酬系というものがあり、刺激を与えられると快感を覚えるのだそう。そして気が散ってしまうのは、その報酬系が、目の前のことよりもさらに多くの刺激を与えてくれるものを求めてしまうからだそうです。つまり、勉強に集中できないのは、勉強から与えられる刺激が、報酬系を働かせるには不十分だからということになります。では、その刺激なるものとはいったい何なのか。それは、ドーパミンと呼ばれる脳内物質です。このドーパミンが十分に分泌されていれば注意力と報酬系のシステムがうまく調整され、目の前のことにより集中できるのだそうです。ドーパミンは運動をすることで分泌量が増し、数時間はその状態が続くそうです。なので、勉強前に一度身体を動かして(ランニングやウォーキングが良いみたいです。)おくと、ドーパミンがより多く分泌された状態で勉強に臨むことができ、より勉強に身が入るようになると思いますよ。
 今のままでは全国の強者に相手にすらされないことだって考えられます。自分のことを甘いとわかっているなら、なおさら気を引き締め直してください。あなたは、あなたが思っている以上に、あなたを応援してくれる人々に囲まれているんですよ。
 以上です。ご期待に沿う回答でなかったら申し訳ありません。

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