理系生物参考書
椎名くるみ投稿 2019/4/5 17:52
高2 理系 北海道
首都大学東京理学部志望
首都大学東京 理学部 生命科学科志望です。
首都大の二次生物は
考察問題が多いと知りました。
これから、生物の勉強は
リードαから何に進めばいいか教えてください。
あと、オススメの参考書教えてください。
東進ブックスの生物合格77選とか·····どれが
いいのか分かりません。
生物の参考書、勉強の進め方の質問が少ないので
質問しました。
よろしくお願いします( ᵕᴗᵕ )
回答
金のドジョウ投稿 2019/4/5 23:19
北海道大学理学部
こんにちは。
北海道大学理学部生物科学科2年のものです。
主に二次試験での生物の勉強について、回答したいと思います。
二次試験は、首都大を含め考察問題が主となります。したがって問題を解くには、正しい知識、問題把握力、想像力、リンクさせる力の5つが必要だと個人的には考えます。
正しい知識とは、生物学の用語の定義や、暗記問題と言われるような問題を取りこぼさないような力です。
問題把握力について、まず、考察問題とはすなわち実験を行なってその結果について考えさせたりする問題であり、そのためにはどの実験から何がわかるのか、実験1と2から何がわかるのか、とかを常に考えておかなくてはなりません。
想像力とは、実際に実験をしてるところを想像しながら、この操作で何がしたいんだろうと考えるために使います。
リンクさせる力とは、別分野、あるいは似通った分野から類推させて問題を解いていくために使う力です。
これらを身につけるには、実際に大学入試問題にぶち当たって経験値を増やすことが不可欠だと考えます。
また日頃から、どうしてこれはこうなるのかな、っていうのを考えるといいと思います。(例えば、どうして視細胞の向きはこうなってるんだろう、と考えて自分なりに理由づけしたり調べてみることで納得してください。 余談ですが、このことで暗記量も減らせます。)
したがって、私がオススメする問題集は 旺文社が出版している「思考力問題精巧」です。結構難しいですが、考え抜く癖をつけるためと思って粘り強くがんばってみてください。問題自体はすごく面白いです。
参考書は おっしゃっている、生物合格77講です。これを通読するのはもちろんのこと、問題を解いて知らなかったところや学校で聞いて知らなかったこととかを書き足して自分なりの参考書にしていました。
試験会場にはこれだけ生物は持っていき、自分で書いたところを読むようにしていました。
以上、長くなりましたが、生物についてお答えしました。何か分からない点がございましたら、いつでもおっしゃってくださいね。
生物、楽しいからじっくり楽しんでください!