阪大英作
とうふ投稿 2018/11/17 12:12
高3 文系 岐阜県
大阪大学法学部志望
阪大志望の高3です。阪大の和文英訳、自由英作共に苦手なのですがオススメの参考書あれば教えてください。
回答
りんご投稿 2018/11/17 13:55
大阪大学人間科学部
こんにちは。
阪大の英作は難しいと言いますよね。
でも、実は難しそうに見えるだけです。
駿台文庫の「基本英作文3000選」や「英語構文基本300選」などを使って基本的な英作ができるようになれば大丈夫です。
薄い参考書なので、理解してかつ例文を覚えるぐらいまでやり込めば相当力がつくと思います。
基本的な英作ができるようになればあとは過去問だけで十分です。
阪大なら「阪大の英語20ヶ年」が出ていると思うのでそれを使うことをおすすめします。
阪大の英作において重要なことは、そのままの日本語を英語にしようとせずに「いかに英語にしやすい日本語に変えるか」、つまり日本語から日本語への解釈です。
例えば、過去に出ていた問題でいうならば「アリを踏み潰す」というものがありました。
これを直訳しようとすると難しいですが、結局のところアリを踏み潰すとはアリを殺すことであり、わざわざ直訳せずとも「アリを殺す」という表現で十分です。
このような日本語から日本語への変換がいかに上手くできるか、発想を柔軟にして書けるかが大切です。
他によく言われるものでいうと、常に人を主語にすることを考えずに無生物主語で書けというのもそうですね。
そんな発想を練習するにはやっぱり過去問が1番です。
阪大の英語20ヶ年を使えば文学部や外国語学部のものも含めてたくさん練習できます。
もし発想の練習だけしたいというのであれば、普段見かけるような文をどうやって英語にするかを考えて日本語を変換するだけで良い練習になりますよ。
特に現代文の文章なんかはかなり難しいです。笑
自由英作も同様です。
難しい英語は必要ありません。
「自分が自信を持って書ける範囲でいかに論理的に書くか」です。
内容は大きく外れたものでなければ何でも大丈夫です。
論理的破綻や飛躍がおきないように意識して発想の練習をしてください。
慣れれば80語なんて意外とあっという間です。
こちらも過去問だけではなく、普段の生活においてぱっと言われたお題に対してすぐに発想ができるように練習してください。
お題に対するテーマ発想に30秒、論理構成を含めて日本語で文を作るのに1分、
おおよそ2分ぐらいで日本語で作れたら余裕を持って書けると思います。
長くても4分程度でできるように練習してくださいね。
参考書ではなく勉強法になってしまいましたが参考になれば幸いです。