文法の覚え方が上手くいかなくなってきた

miyv投稿 2019/11/24 11:32

高1 理系 神奈川県

京都大学農学部、獣医学部、工学部志望

高1です。
私は英文法を覚えるとき、以前習ったことから派生させる形で覚えるようにしてます。そうすることで、全く新しい文法を覚えることが無いようにしてたのですが、最近上手く出来なくなりました。過去に習った文法が新しい文法と繋がらなくなってしまったんです。

このように、以前習った文法と新しく習う文法とを繋げて覚えていくのは良くないですか?新しい文法は丸暗記する方が良いのでしょうか?

先輩方がどうやって覚えていたのか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。

回答

31投稿 2019/11/26 16:23

京都大学農学部

はじめまして。
教科書で習うような内容は本質から派生したものです。新たに出てくる内容もまた本質から派生したものでしょう。イメージとしては根から枝を経由して派生した葉っぱ同士を見ても、根まで辿らないと繋がりは見えない、という感じです。
具体的に言うと、例えば、ingは動名詞だったり進行形だったり分詞構文だったりと色々文法的な説明ができます。しかしing動詞は別の品詞にした時の起こる語尾の変化に過ぎません。本質は「どの品詞に」変化したかではなく「どのようなニュアンスをもって」変化したかです。それが理解できると、ingが名詞になれば動名詞に、形容詞になれば現在分詞(進行形)や形容詞に、副詞になれば分詞構文になるということがわかります。またそこまでメタ的にわかってくるとto不定詞や完了形も分かってきます。
なので一旦参考書などで本質的な理解を深めることをおすすめします。注意すべきこととして、問題集を最初にやらないことです。なんの理解もないまま問題集をやった所でパターン暗記にしかならないです。そういう勉強法もありますが、それはやろうとしている勉強法とは対極のものなのでおすすめしないです。
本質的な理解が進むと新たな内容に出会った時もすんなり理解できます。全く別の葉っぱではなく、ただの別の枝の生え方として見えるのですから。
抽象的な話ばかりしましたが、個別で聞きたいことがあったら教えてください。私にできる範囲で対応します。
これから難しい内容が増えてくると思いますが、本質を理解できると意外と楽しいものです(私がそうでした)。受験本番までまだまだ時間はありますが、頑張ってください。

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