受験

圧倒的努力投稿 2018/2/26 03:28

浪人 文系 福島県

慶應義塾大学経済学部A方式志望

受験において努力が報われないなんてことあるんでしょうか?
慶應でキラキラした大学生活送るつもりでいたのに
メンタルがぼろぼろです。

回答

Shunsuke投稿 2018/2/26 22:15

東京大学理科一類

こんばんは!
東京大学理学部物理学科3年の林と申します。よろしくお願いします。

「努力は報われる」という格言(?)がありますね。この言葉を巡っては、いろいろな哲学を語る者がいますが、こと大学受験に関しては「運が作用することもあるが、自身の努力によりその振れ幅は小さくできる」というのが私の意見です。

とりあえず、「努力が報われる」=「努力の結果、志望校に合格する」と仮定して話を進めますね。

大学受験でその人が何点取れるか、というのは何によって決まると思いますか?
もちろんその人の地頭や勉強量に依存しますが、出題される問題にもよりますよね。得意な問題が出題されれば点数は上がりますし、苦手な/対策をしていない問題だと点数は下がります。
勉強量については各人の気持ち次第で変えることが可能ですが、出題内容はどうしようもありません。そういうものを、ここれは運と呼んでいます。
よほどの天才で、何回受験しても合格できる学力を備えているのであれば問題ありません。しかし、世の中のほとんどの受験生はそうではない。一生懸命勉強しても、運悪く不合格になるかもしれないのです。

…前置きが長くなりました。ご質問に答えて参ります。

努力をしても、志望校に合格できないことがあるか、という問いに対して答えを与えるならば、「ある」となります。しかし、もしあなたが不本意な結果に終わったのであれば、一旦その原因を省みるのが大切です。
不本意な結果に終わったとして、「頑張ったけどうまくいかなかった…しょうがないか。」と考えるのは、本当に努力しきった人にのみ許されるように思います。自身の今後の成長のためにも、一度考え直して欲しいことがあります。それは、
・自分が、報われるのに足る努力をしたのか
ということです。
大学受験は、努力すればするほど良い点数が取れる仕組みになっています。勉強すれば報われるとは限りませんが、勉強しなかった人が報われないのは確かです。自分では頑張っていたつもりでも、実は怠けている時間が多かった、実は他の受験生の方が勉強していた、という可能性から目を背けず、苦しいですがもう一度過去を振り返ってみましょう。

そこで反省点が浮かび上がってきたら、それに今まで気づけなかったことを反省し、修正していく。反省点が全くなかったら、運が悪かった。そういうことだと思います。
厳しめの意見であることは承知のうえで、このように申し上げています。

自分を見つめ直す時間を、設けてみてはいかがでしょうか。

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