数学先取りのメリットについて

たら8投稿 2020/7/13 23:16

高2 理系 群馬県

筑波大学志望

高二理系です!
この休講期間中に数学ⅡBを予習で終わらせて、黄チャートで
ある程度固めました。
ここで質問なのですが、数3まで終わっていたり、予習で授業より先に進むことのメリットは何ですか?
早いに越したことはないとよく聞くのですが、よく分かりません
回答よろしくお願いします!

回答

hatagonia投稿 2020/7/18 17:29

北海道大学理学部

一度やった内容なら同じ内容を聞く必要はないようなら気がしますが、質問者さんが周りから聞いているようにメリットがいくつもあります。

自分で内容を押さえていると思っていても、完璧ではない可能性がありますよね。問題を解きながらそのことに気づくこともありますが、授業を受ける中でも気付くことができます。一つの物事をいろいろな視点から考えることによって理解を深めることができます。

大学の研究室では、専門書を研究室グループで読み合わせる輪読会を開いている場合があります。輪読会では、毎年入ってくる新入生、つまり初学者に合わせたペースで進めることが多いです。しかしながら、毎年同じ専門書の読み合わせをしていても、毎回新たな発見があったりします。これは私自身の経験でもそうですし、大学教員の方もそうだと聞きます。

予習をしていない場合だと、授業で聞くときにその内容を始めて理解しようと努めますよね。授業の内容を理解することと数学のある分野を理解することはまた異なります。
しかしながら、質問者さんのように数2Bが一通り終わっている状態で数2Bの授業を受けると、自分の中に吸収している数2Bの内容を、教員の伝える内容を用いてチェックすることができます。
それによって数2Bの内容への理解が深まると思います。数3の予習を進めてから数3の授業を聞いても同様です。さらに、数3では数2Bの理解にも繋がります。

長々語りましたが、少しだけでも内容に触れておくことでさえプラスに働きます。予習は早いほうがいいというのは私はそう考えています。

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