古文漢文の勉強方法

yu.投稿 2024/1/18 07:05

高1 文系 石川県

一橋大学社会学部志望

高一生です。
私は国語が大得意で得点源にしています。
今まで国語で困ったことはあまりありませんでしたが、ここに来て古文漢文の壁にぶつかりました。
どうしても古文単語が頭に入って来づらく、また漢文に関しては句形を押さえても、模試やテストで出る初見の漢文の意味をなかなか掴みづらく困っています。意味が取りづらく困るのは古文も同様です。
初見の古文漢文に対応していくために、句形と単語以外で何か出来ることはありますか?
矩形と単語は今気持ちを入れ替えて暗記に全力を注ぐつもりなので、何か初見文対策を教えていただけると嬉しいです。

回答

むほほ投稿 2024/1/18 09:47

一橋大学経済学部

こんにちは。自分は元理系ですが、共テと2次で国語を使っていたため古文漢文を勉強していました。初めは同じく、「意味わからん……ドイツ語か??」なんて思っていました。ですがあることを意識して覚えたり、読んだりして得意になりました。(自慢みたいになりますが、暇だったので今年の共テを解いてみたら、1年間勉強していない状態で漢文は9割、古文は8割でした)では、どうすれば古文漢文の点数が上がるのでしょうか??それぞれについて見ていきましょう。

まず古文についてから話します。古文単語が頭に入ってこないとの事ですが、もしかして意味を一つ一つ覚えていませんか??例えば、「おどろおどろし」という形容詞の意味を「大袈裟だ」、「いかめしい」「ものすごい」などとバラバラに覚えていませんか??これだと覚える量が多く大変です。ですから、キーとなる意味だけ抑えて、あとは文脈に合った訳を自分で考えましょう。「おどろおどろし」ならば「様子が甚だしい」がキーの意味です。これをそれぞれの文脈に合わせて訳す練習を後々やればいいのです。このような覚え方は英語にも使えるのでオススメしておきます。

また、文章を読む際にスラスラと読むために、プラスの意味かマイナスの意味かの区別をしておくといいと思います。文を読んでいて「をかし」が出てきたら、「あ、プラスの文脈なんだな」程度で構いません。判別がしやすくなり、単語のイメージも湧きやすいです。ただ、プラス・マイナスの両方の意味を持つ単語も多いので判別には注意しましょう。(この方法も英語で使えます)

古文の文法についてですが、自分はそこまで真剣にやっていませんでした。理系ということもあって、逆説、順接、敬語だけを重点的に勉強していました。(理由としては文章を読む際に重要な転換点になったり、隠れた主語が判別できるようになったりとメリットが大きかったからです)yo.さんは文系and高一ということもあり、まだ時間もありますので文法はサラッと一通りやっておくと良いかと思います。

次に、漢文について、初見の文章の句形が分からないとの事ですが、「漢文早覚え速答法」という緑と白のカバーの参考書をオススメしておきます。これは基本的な句形を素早く覚えるのに適していて、最後の方のページに基本的な単語集も付いています。1週間程で1周できるのでめちゃおすすめです。実際に塾で高三生にこれを使って勉強するように勧めたところ、今年の共テの漢文は満点でした。漢文は覚えることが少ない分、なるべく短期間で詰め込むことをおすすめします。

長くなりましたが、以上が古文漢文をできるようにした勉強法になります。参考になれば幸いですです。頑張ってください🔥

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