数学の基礎はどの参考書でかためるべきか

みい投稿 2024/4/7 21:24

高2 理系 沖縄県

東京大学工学部志望

旧帝理系志望の私は数学がとても苦手です。ですが、数学を得点源にしたいです。

数学の基礎を高校二年生のうちにかためたいのですが、何でかためたら良いかわかりません。

現在黄チャートを使って勉強しているんですが、数学の基礎をかためるには時間が足りず非効率だと思うようになりました。

私的には入門問題精講→基礎問題精講→一対一を高校三年生になるまでに終わらそうと思うのですがどうでしょうか?他に無理な計画でしょうか?非効率ではないでしょうか?

回答

さら投稿 2024/4/13 07:55

東京大学理科一類

計画としてはそれで良いと思います。

すべての科目に置いて、学習は基礎から発展へと段階を踏むのが基本です。
質問者さんの計画はこの基本原則に則っており、
無駄も少なく十分実現可能でしょう。
例えば1日10題ずつ進めていけば、問題精講1冊がおよそ1ヶ月で終わりますので、
時間的にも十分です。

質問者さんの数学の理解度にもよりますが、
入門問題精講は解説が充実している分、
問題数は少なめで、難易度もかなり低いです。
基礎的な部分がわかっているのであれば、
基礎問題精講から入っても良いのではないでしょうか?
そこまで問題のレベルも高くありませんし。
もちろん、基礎問題精講が解けない!となれば入門から始めるのが良いでしょう。
(すでに問題集を手にとって入門からやらねば!となっているのであればすみません。)

チャートか問題精講かということですが、
これは質問者さんがどのような学習を望んでいるのかによります。
チャート系列は問題数が多く、演習を積みたいという方には非常に有用です。
ただし解説は蛋白で、全くの初心者がスラスラ進めることは難しいです。
一方問題精講はその名の通り厳選された問題のみを掲載しているので、
解法のパターンは大体つかめますが、演習量は確保できません。
解説は非常に豊かでわかりやすいと思います。

基礎を素早く固めたいならば問題精講、
演習量を増やし、基礎を盤石なものにしたいならチャートを選ぶのが良いでしょう。
質問者さんはなるべく早く基礎を固めたいということですので、
問題精講を使う計画が適切かと思います。

ーーー
ここからは得点戦略の話になります。
本来の質問内容とは少しずれるので読み飛ばしても構いません。

数学が苦手ということですが、どれほど苦手なのでしょうか。
学校の内容についていけない、またはギリギリついて行っている、
というレベルなのであれば、数学を得点源にすることは難しいです。
質問者さんはなぜ数学を得点源にしたいのでしょうか?

理系だからといって数学を得意になる必要はありません。
実際私も上でいろいろ偉そうなことを言っていますが、
数学が得意というわけでもなく、本番では半分も取れませんでした。

苦手教科で大切なのは高得点を取ることではなく、
点数の底割れを避けることです。
その分得意教科を伸ばしてカバーするほうがよっぽど簡単だからです。

もう一度、自分の得意不得意を見直して、
どの教科で何点取るのか、戦略を立てるのが良いと思います。
ーーー

以上、参考になれば幸いです。
高2の時点から基礎の重要性をよく理解できているのは素晴らしいことです。
これからもがんばってください!

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