英語 長文勉強法

keep 投稿 2024/5/16 08:07

高2 文系 鹿児島県

慶應義塾大学経済学部志望

長文を解いた後の復習方法や,長文毒会ができるようになるための勉強法を教えていただきたいです。

回答

Right投稿 2024/5/16 18:21

東京大学文科一類

こんにちは!質問に回答させていただきます。
 まず、長文読解ができるようになるにはしっかりとした英単語・英文法の知識が身についていることが必須です。早慶レベルの英語長文を読むためには、ターゲットやシスタン、あるいは鉄壁といった単語帳の単語のほとんど全てを暗記する必要があります。
 次に文法です。Vintageやネクステ、あるいはポラリスといった文法の参考書に載っている問題を根拠と自信を持って、全問正解できるレベルに到達することが望ましいです。(難しいですが、英作文にもいきるところがあるので頑張ってください)単語帳にも通じることですが、複数の文法参考書に手を出すのではなく、一つの参考書をやり込みましょう。
 単語・文法を完璧にした後、すぐ長文読解演習に入る前に、所謂、英文解釈を挟むといいと思います。英文解釈とは、短めの英文を用いて、英文の構造を取る練習をするものです。おすすめの参考書としては、英文解釈の技術シリーズ(超入門・入門・基礎・ノーマルの四段階に分かれていますが、問題をパラパラ見てみて、少し簡単だなと感じるくらいの難易度のやつから始めるのがいいと思います)、ポレポレ、透視図があります。(透視図は早慶にはオーバーワークという声もありますが、余裕があるのであれば絶対にやった方がいいです)早く長文演習をやりたいという気持ちを抑えるのは難しいですが、英文解釈を疎かにすると長文読解が上手に出来るようにはなりません。まれにできる
人はいますが、そういう人を天才と呼ぶのです。
 解釈を終えた後(時間が無ければ、並行しながらでもいいですが)、長文読解を始めましょう。おすすめの参考書は、関正夫氏のポラリスとルールズです。どちらともレベル別に分かれているので、
問題を軽く眺めてみて、ちょっと簡単めのレベルから始めた方がいいです。難しいものに手を出すと
挫折する可能性が高くなってしまうからです。解説が丁寧で、音声がついていて、演習の目安となる制限時間が記載されていて、比較的最近の英文を採用しているものが良い長文の参考書です。モチベ継続のために、レイアウトや表紙のオシャレさを気にしてみても良いかもしれません。読解をした後は、分からなかった単語、取れなかった構文を確認し、単語帳や文法書で該当範囲をチェックしましょう。初見の単語は自分専用の単語ノートを作ってまとめるのも良いし、使用している単語帳に書きこむのもいいと思います。その後、全訳を読んで、もう一回英文を読みなおすのがいいと思います。最後に、英文を音読しましょう。最低でも5回読んでください。ただ、同じ長文を何度も音読しすぎても意味が薄れてくるので、多くて50回だと思います。1日に一気に何十回も音読する必要はなくて、一日5回から10回ぐらい音読するのを毎日継続するのがいいと思います。音読をしっかりやり切ると、新たに読む長文の数が週に一個とかになってしまい、それでは少ないので速読単語帳に載っているような簡単で短い英文に毎日触れるのがいいと思います。

長くなってしまって申し訳ありません。参考にして頂けたら幸いです。これからも頑張ってください!

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