英単語の使い方

りん投稿 2024/3/8 07:53

高2 文系 愛知県

名古屋大学文学部志望

初質問失礼します。
名古屋大学文学部志望の新高3です。
今年の2月からターゲット1900を1週間で1周のペースで周回しています。
これまでは英→日、日→英の一問一答形式で各々暗記していたのですが、英作文の対策を考えるとこれでは実際の用法が身につかず、本番に間に合わないのではと思っています。
そこで、今後は右ページの例文を周回するようにしようと思うのですが、それだと以前よりも時間がかかってしまい、他教科の勉強に支障が出そうで不安です。
時間を掛けてでも例文を暗記するのか、
今まで通り周回し、演習等を通して用法を押さえるのか、どちらが良いでしょうか。
尚、1月の共通テスト模試のリーディングは7割ぎりぎりです。
長文になりますが、よろしくお願いします。

回答

reo投稿 2024/3/9 02:57

東北大学文学部

勉強お疲れ様です。

模試の結果は現状十分です、しかし、例題を暗記する意識は捨てましょう。
単語帳の日本語と英文を覚えるのではなく、「初見の日本語を見ても英文が思いつく力」をつけるのです。

基本的に大学受験の英語で必要なのは、英単語をみて瞬時に日本語の意味を思い出せる力です。ですので、私の英単語帳の勉強時間の8割は英⇒日が中心でした。

しかし、残りの2割の時間は、日⇒英です。
毎回範囲を指定してそこを繰り返すというよりは、極力英語の文章を覚える事を避けるよう、ランダムに範囲を決めて日⇒英の勉強をしていました。
英⇒日の勉強でもある程度は日⇒英のための勉強にもなりますし、英作文の執筆の際にもそれなりには単語が思いつくようにはなっています。

英作文の対策で大切なのは、英作文のテキストを用いた対策と、英語の文法・構文の理解を深めることです。(もちろんこれらの勉強も英文読解にも活きてきます。)

「入試必携英作文 write to the point」(竹岡広信)、「英語の構文150」、「VINTAGE」等のテキストが、私が使っていた上記の対策テキストに当たります。特に竹岡先生のテキストはどれも解説が非常に丁寧なので、オススメです。

これらのテキストを使って、英単語帳よりもより長い日本語文・より入試で問われる文章に近い日本語文を、要素要素に分解してそれぞれの要素に当てはまる英語の構文や文法を考えて文章構造の大枠を決定する力をつけることが最重要です。その後に単語帳などでつけた力を使い、単語を当てはめていくことになります。

また、長文を解いて解き直しをするときにも、日本語和訳を読みながら英文を自分でも書いてみることも英作文の対策では有効です。もちろん本文以外の英文も答えになる場合がありますが、共通テストレベルの文章であれば、基本の文法が中心ですので、飛躍した力を求められることはありません。

結論、英単語帳以外で英作文の対策をするという意識を持ちましょう。また、英単語帳を使う際も、訳まで覚える意識は捨て、単語そのものを覚えるものとして認識しましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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