志望校を下げた方がよいか

あ。投稿 2024/2/4 03:20

高1 文系 福島県

関西大学文学部志望

私は関西大学を目指してる高校2年生です。私は今偏差値44の高校に通っており、勉強も苦手であまり勉強してきませんでした。テスト期間もいつも徹夜付けで成績はすごい低いわけではないです。でもテスト対策として塾には通っています。

そんな中塾での三者面談で志望校を話したところ、「難しい」「行くならAOにしたら?」と言われ今日の担当の先生に大学の話をされ「塾長がレベル下げてもいいと思うよって話してたから考えといて」と言われました。確かに私は三日坊主で頑張った試しがないはないし、頑張ってやったとしてもなかなか成績が伸びない。やり方が間違ってるだと思いやり方を変えてもなかなか伸びないです。私は志望校のレベルを下げたくはないのですが、やはり下げた方がいいのでしょうか、?

回答

reo投稿 2024/2/10 00:01

東北大学文学部

勉強お疲れ様です!

質問者さんの今の状況や勉強習慣を全て理解出来ないからこそ、志望校の設定や勉強のモチベーションに関わるような内容を話させて頂きます。

・偏差値40台の友人が一般で明治大学合格した事例

私の中学校の同級生は、担任教師とのやりとりをきっかけに不登校になってしまい、地域の公立高校すら落ちてしまいました。偏差値40台の私立高校に通っていましたが、その環境ではトップを取りやすいということに気づいた彼は人生で初めて勉強に本腰をいれはじめ、明治大学に現役合格することができました。
確かに彼は通塾していましたが、元々賢かった分けではありません。
逆転合格を目指すのであれば、やはり教科の少ない私立大学を目指すべきですし、質問者さんの状況からでも余裕で目指せるレベルなのでは無いでしょうか?

正し、正しい勉強方法を教えて貰える環境というのは、高偏差値の学校や塾が最もそれに当てはまりますし、偏差値が高くない高校であれば、周りの環境や教師のモチベーションも含めて非常に厳しい環境なのは自明です。積極的に塾や本アプリを活用するのがベストです。

・志望校のレベルを最後まで下げないということ
これは私の実体験なのですが、私は高校2年生以降、2年間の全ての模試でE判定または最も低い段階の判定しか取ることが出来ませんでした。
しかし、最後まで東北大という目標を貫き、私立併願大学も全て落ちましたが、東北大に現役合格することが出来ました。

その要因として考えられるのは、“東北大に通いたい“というモチベーションだけは最後まで低下しなかったこと・東北大に受かるための勉強しかしなかったこと・正しい方向の努力を継続したこと の3点です。

なぜ自分の目標の大学を選んだのか、学部選びや学科選びまで含めて、最後まで揺るぎない目的を持ちましょう。その大学に行く運命にあるという思い込みをしてしまうレベルまで語れるようになればベストです。

また、実際の勉強の似ようとして、例えば私の受験時は共通テストと2次試験の合算得点1600点分の内、500点がそれぞれ国英・次に300点で数学でした。文系とはいえ、社会の優先順位は非常に低かったので、特に国語と英語のプロになる、もっと言えば東北大で良く出題される分野に特化した上でトップレベルにやりこむことを意識しました。
偏差値では判別できない、その大学に特化した自分を作れるようになれば、高い目標すらクリアできると思います。

・「大学受験」とは何か。

高校受験はいわゆる「県大会」です。それまでの家庭・学習・学校環境次第で努力せずともそれなりの高校に誰だって合格できます。しかし大学受験は「全国大会」。あなたがサボり続ける内に全国の敵はコツコツと努力を重ね、刻々と差が開き続けています。

質問者さんの文章からも、本気で頑張ってみたいという意識だけは感じ取れます。

人によって多少の違いはあるでしょうが、大学受験は人生の大きな出来事の中で3番目くらいに大事なことではないでしょうか。部活や結婚や就職、出産や親友を手に入れることなど、人生受験以外にも大切で辛いことは様々です。それらを大事な順番で並べると、恐らく高校受験は人生で8番目くらいに大切です。それを、あなたはたいした努力をせずに乗り越えました。となると、8番目より厳しい7番、6番も頑張れません。大学受験も妥協しようとしています。3番目のチャンスを逃そうとしています。そうすると、1番大切なことなんか絶対に頑張れません。なにせ3番目にすら耐えられなかったのですから。

最後に、本当に直前にならない限り、目標大学のレベルをさげることは不要です。
志望校合格という成果だけを求められるのが大学受験なので、逆に言えばそれまでの成績は全く問題ありません。
なんなら、志望校に落ちてしまっても、遙か昔のあなたからはレベルアップしている事でしょう。その点で言えば、志望校に拘る必要も無いかもしれません。

だからこそ、合格までの過程で、勉強している姿とその結果から、自分の目標に値するという自分を見せつけましょう。
結果が求められていないからこそ、結果が求められるのです。
勉強の悩みだけは、勉強でしか解決できないのです。

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