難単語について

セーター投稿 2023/12/12 16:52

高3 文系 埼玉県

早稲田大学商学部志望

早稲田志望3年です。
鉄壁をほぼ覚えましたが赤本を解いていて難単語が多く意味が取れないことが多々あります。復習しても、単語が原因というものが多いです。
このまま赤本を時続けるのと難単語学習に多く時間を割くのとではどちらが賢明でしょうか?

回答

憂一乗投稿 2023/12/13 06:33

北海道大学法学部

早稲田大学の法学部に現役で合格した者です。
セーターさんは商学部志望とのことで学部は異なりますが、一般に難関私大の英語について言えることとして単語の難易度が高いことが挙げられます。

その上で僕としては赤本の演習を続けていただく方が合格に近づくと思います。理由は、単語が難しいからです。
具体的に説明します。単語が難しくなりやすい原因として大きいのは、専門的な話や小難しい話(僕の年は黒人女性の方のエッセイだった気がします)が出題されそれによって単語のレベルも上昇することです。ここで問題になるのは、専門性が高まるということはつまり一般的に使われていない、他に応用できない(登場しない)単語が出てくるということです。

そのため、勿論出てきた単語を逐一辞書で調べることは有効ですが、単語学習をした成果が1発勝負の本番試験での点数向上に繋がるかというと疑問符がついてしまうのが実際のところです。

それより目指すべきは、難単語が出てきた際にそれによって点数を失うことがないようにすることです。出題者側だって受験生が知らないであろう単語を出している自覚はあります。そのためその単語の理解だけで正解する問題は殆ど作らない(逆にそういった問題は英語が苦手なら落としても大丈夫)ので、難単語がわからずとも正解を導く力が必要です。
具体的には、文章中の他の部分の理解をしっかり固めること、正答になるパターンを理解しておくことなどが求められます。
そして、まさにこれらは過去問で培われるべき力だと言えます。同意義の単語を選ぶ問題であれば、選択肢側の単語の知識(基礎力)と周りの文章の理解(応用力)とを合わせて解きます。この時の応用力にあたる部分が過去問で鍛えられます。

鉄壁を覚えられているというのは非常に素晴らしいと思います。それでしたら基礎力は十分だと言えるでしょう。自信を持ってどんどん赤本を回していってしまって大丈夫です。

応援しています。頑張ってください!!

ーー
以下補足的な説明をば(受験生の時間は限られていると思うので、余裕があれば見てください)

・出てきた難単語の確認の重要性
専門的な話になると言っても出題されやすいテーマはあります(人権問題など)。そのため、テーマに関連する単語を合わせて2、3個覚えておくと他の受験生に対し1歩リードできます。

・学習進度
僕は冬休みをかけて鉄壁を一周しました。英語が得意だったというのはありますが、この段階でほとんど覚えているというのは本当に立派です。このアドバンテージを活かしてどんどん進んでください。

・過去問の解き方
単語を調べる場合、まず全体を解き終わってからやることが望ましいです。分からない単語は分からないまま、できる限り正答を導く訓練になります。既にやっていらしたらその調子でやってください😊

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