英語解き方

美波投稿 2020/11/7 20:16

高3 理系 青森県

東北大学理学部志望

英語の模試や予想問題を取り組むと
毎回大門1つ分時間が足りません。
解き方としては
設問を読む→全文読む
設問を読む→必要なところだけを読む
どちらが適している解き方なのか
聞きたいです、、。

回答

ムカイ投稿 2020/11/13 21:50

東京大学理科二類

私がやっていた、英語の長文の解き方を紹介します。

【①ざっくり把握】

まず、この長文は何についての話なのかをざっくり把握します。ざっくりというのは、例えば「グローバル化についての説明」「政治家のスピーチ」「家族のエッセイ」など、本当にざっくりです。

これをやるときに注目するのは、①リード文、②出典(引用元)、③後半の設問です。

①リード文は大抵「この文を読んで問いに答えよ」くらいしか書かれていませんが、たまに「これはアメリカの大統領が講堂で行ったスピーチの一部である。以下の問いに答えよ」などのヒントが書かれています。

②出典(引用元)は、文章の最後に書かれています。ここから内容を推測できることもあります。

③後半の設問には、全体を踏まえた正誤問題などがあり、ここにはキーワードが多く出てきます。正誤問題の選択肢は当然間違った内容もあるので注意が必要ですが、本文と関係の無いキーワードが出てくることはありません。例えば正誤問題の選択肢に「グローバル化に伴い失われつつある文化を守るべきだ、と筆者は考えている」という趣旨のものがあったとき、筆者がそう考えているかは分かりませんが、グローバル化や文化についての話だと推測できます。

このようにして、ざっくり内容を予想できると、話が頭に入ってきやすくなります。

【②最初の設問を読み、該当部分まで読む】

まず最初の設問だけ読み、その答えとなる部分がどの辺りか考えます。傍線部に関する問いなら、傍線が引いてある周辺まで読み、2段落目についての問いなら、2段落目まで読みます。読んだら設問に解答します。

【③後半の設問を見て、解ける問題は解く】

後半には正誤問題などの全体を網羅する設問があり、これに最後に取り掛かると、また読み直すことになり時間がかかります。前半の設問に答えながら後半の設問にも取り組むと、読み返す時間が省けます。正誤問題の選択肢のうち、正誤を判断できるものはその段階で判断しておくということです。

【④(②と③)を繰り返す】

次の設問を読み、該当箇所と思われるところまで読み、その設問に解答し、後半の設問の選択肢を判断する。このサイクルを繰り返します。

長文の解き方で困っている人は、参考にしてみて下さい。他に何か聞きたいことがあったら、お気軽にメッセージを送ってください。

健闘をお祈りします!

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