数学ⅠA標準問題精講の使い方

もも投稿 2021/12/22 18:23

undefined 文系 東京都

東京大学文学部志望

高二の冬で1周したいと思っているのですが、普通に取り組む(一周してわからなかった所を解き直す)ので十分なのでしょうか?また、文系数学はどこまで詰めれば良いのか分からず迷っています。
アドバイスお願い致します。

回答

mm19投稿 2021/12/25 05:27

一橋大学経済学部

こんにちは。私も高校2年生の頃、数学について同じ悩みを持っていたのでアドバイスさせて頂きます。
まず、数学を武器にしたい!東大や一橋大の入試で数学で勝負したいと考えているのなら標準問題精講の分からない問題を周回するのは有効な方法だと思います。ただ標準問題精講には、いくつか問題点があります。それはたまにマニアックすぎる解法を乗せている点と、問題が全体的な傾向として抽象的という点です。また類題が1問につき1問程度にしかついていないというのも少し残念な点です。ですから、高校三年生では数学の重要問題集や、もし旧帝以上のレベルを目指すのならば文系プラチカにチャレンジするのも良いでしょう。このふたつの参考書の良い点は問題が実践的である上に解説が丁寧で、なぜその解法を選択したかまで書いてある点です。プラチカはかなり難易度が高く半分解けただけでもかなりの力があると言えます。早慶や地方国公立大を目指す方なら、標準問題精講より簡単な問題を、たくさんとくことをオススメします。
次に文系の方がどれほど数学を詰めれば良いのかという質問ですが、文系において数学はかなり差がつく科目です。というのも、数学が苦手という理由で文系を選択した方は上位国公立大を志望する方でも全然いらっしゃいます。ですから数学を得意にすることにはかなりのメリットがあると言えます。ただ、英語や社会(地歴公民)の基礎が固まっていないまま数学だけで勝負することはおすすめできません。つまり英語や社会では平均的だけど数学ならライバルに差がつけれるくらいを、目指すのが良いのではないでしょうか。
最後に僕は、受験で一番大切なことは「自分で考える」ことだと思います。親や教師に多くのアドバイスを貰うと思いますが、全てを聞き入れる必要はありません。自分に合っているのか、取捨選択することがとても大切です。僕のこのアドバイスも同様で「合わないな」と感じたら是非他のやり方も模索してみてください!そのためにも自分で考える!ということを意識して受験勉強に取り組んでいただければと思います。質問者さんの受験が上手くいくよう願っております。

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