不完全燃焼な自分に納得が出来ない

とみ投稿 2024/2/12 07:21

高3 文系 東京都

早稲田大学文学部志望

私は現在高校三年生、私文志望の受験生です。1月末までは絶対浪人はしないと決めていて、2月からの入試に挑んできました。ですがどこを受け終わった後も後悔というかやりきれなさが突っかかってこれで終わりたくないという気持ちが大きくなってきました。正直今年の受験で目標のところの合格は厳しいと思っています。結果が出てないのにこんなことを言うべきでないのはわかっていますが、学校というより自分自身の1年間の取り組みに納得できていない、いわゆる不完全燃焼で終わるのが嫌でもう1年頑張りたいという気持ちです。今はむしろ来年のことを考えていないと辛いです。応援してくれる人もいて両親に大金支払って貰っているので諦めないし最後まで突っ走るのは当たり前ですが、合否関係なく切り替える準備は出来ています。妥協に妥協を重ねてきた自分ですが決意が固まり、端から憧れていた早稲田大学に合格したいです。
今年は受けることもできませんが、一年頑張り絶対に勝ち取りたいです。入試後の勉強法、モチベーションの保ち方などを教えて頂きたいです。長文失礼致しました。

回答

やまひろ投稿 2024/2/12 11:48

東京大学理科二類

少し長い文章になります。受験を全て終えていないようでしたら、最後までやり切ってからゆっくり読んでください。最後まで受験をやり切ることは、浪人へのモチベーションにもなりますし、何よりもこれまでのとみさんの不完全燃焼ではあるもののなんとか頑張った努力を証明する場を作ってあげることに繋がりますからね。
では、回答を始めます。僕は一浪して東京大学に入りました。僕も現役時の秋あたりからやる気がなくなってしまい(恐らく燃え尽き症候群というものだったと思います)受験前の詰め込み期に十分に勉強できず、そのまま受験にも落ちました。受けた直後に落ちていることを確信していましたし、実際に開示された点数も合格とは程遠いものでした。だから不合格がわかった時もそれほど悲しくはありませんでした(なぜか泣いてはいましたが笑)。
では、入試後の勉強やモチベーションについて話していきます。まず、入試が全て終わってから3月半ばあたりまでは勉強するという行為から一旦離れることをお勧めします。このまま勉強し続けても中途半端に周りに対する劣等感を感じ、また自分の中に不完全燃焼の空気が残ったまま浪人期を迎えるとまた勉強が手につかなくなってしまうことがあると思います。なのでこの時期には、受験期にできなかったこと、例えば友達との遊びや旅行などをしましょう。このリフレッシュ、リセットは浪人期の初めに必要です。またこの期間に浪人の大まかな方針を立てるのも良いと思います。予備校に通うとしたらどこにするか、毎日どのような生活リズムで過ごすのかなどを決めて、浪人に対する具体的なイメージを持ちましょう。
浪人期についても話させてください。僕が浪人で成功した理由を考えました。
まず、正しい予備校を選んだことです。前提の話ですが、まず浪人期は予備校に通うことをお勧めします。がむしゃらに勉強をしても方向が合ってなければ無意味になってしまいますが、予備校は合格までの正しい方向を示してくれます。ここで予備校といってもいろいろ種類があるし、校舎ごとに規模も異なります。僕は駿台のそこまで東大志望が多くない校舎で家から遠いところを選びました。ここを選んだ理由は①駿台は大手予備校で東大について詳しいし、体験授業のレベルも高かった②東大志望が少ないことで多いところより先生が大事に自分の面倒を見てくれる(東大志望の中で埋もれてしまうことがない)のではないか③浪人期の勉強リズムを邪魔されたくない(自分と向き合うことに専念したい)ので、友達は作らないようにしたい、の3つがあります。この①〜③は人それぞれで、特に②と③は真逆の選択をして東大に受かった友達もたくさんいます。とみさん自身のスタンスに合わせて選んでください。
また、浪人を成功したもう一つの大きな要因として、生活リズムを一定に保てたということがあります。僕は毎日7:00に起き、長い距離を移動して駿台に向かい、8:30の開校とともに校舎に入り(←開凸といいます)授業を受けた後は自習室にこもり、閉校の21:00すこし前に校舎を出るという生活を1年間続けました。すごくきつそうに見えるんですが、こういうのは慣れです。むしろ今の大学のような、月曜は一限から授業があって、火曜は三限からで〜みたいな方がリズムが取れないのできついです。予備校も二限や三限から始まる日はありますが、そういう日もいつも通り開凸して自習をすることで、生活リズムは崩しませんでした。この時モチベーションを保つために大事なのが(これは予備校に通うとしても通わないとしても言えることですが)、頑張りすぎないことです。だんだん勉強が手についてくると、昨日より頑張ろう、今日は昨日より勉強時間を長くしよう、となります。こういうのは数日間続くのですが、いずれ耐えきれなくなりいつか爆発します。これが先ほど言った燃え尽き症候群ですね。受験は長期戦になってくるので、「今日は頑張る日」などは作らず、コンスタントに努力を積み重ねていく方が強いと感じます。僕が友達を作らないという選択を取ったのも、「今日は友達が予備校行かないから行かなくていいや〜」みたいな日ができて自分の勉強習慣が崩れるのが嫌だったというのがあります。
以上大きく二つが、僕も浪人の成功理由であり、浪人期に気をつけてほしいことです。
最後に、浪人期にインスタで大学に行った友達のストーリーズをみて思ったことがあります。みんな遊んでいて楽しそうでした。でもそこに自分を重ねてみたときに、自分がそうならなくて良かったと思いました。おそらく自分が滑り止めの大学に進学していても楽しい大学生活を送れていたと思います。受験時の後悔を忘れて遊び回っていたと思います。でもそれでとくに何も苦労せず4年間が終わっていたと思うとすこし怖くなりました。浪人という道を選んだことで、そこらへんの大学生ではすることができない大きな挑戦をすることができていると感じました。数十年後に振り返ってみたときに、浪人というのは記憶に残る、とても貴重な経験となると思います。浪人していく中で辛いことがあった時は、甘い大学生活を捨ててその辛さを選んだ自分の選択に自信を持ってください。これが何よりのモチベーションとなります。
長文失礼しました。がんばってね!

sBrPIsHVfvVUazduIB4SetRq2kt2
bujGciWvcebckBWXBPTuCBY9yTG2
GaoDAF4nyi88nCQYeul1