横浜国立大学文系志望、偏差値51の県立高校通いの高1です!今からやっておくべき科目、単元を受験の先輩方に教えてほしいです!

たかたか投稿 2022/7/3 12:07

undefined 文系 千葉県

横浜国立大学経営学部志望

自分は、予備校,塾は通わないで参考書で戦いたいのですが、青チャートや基礎門精巧などを聞いたことがあるだけで、開始時期や使い方が一切わかりません🙏

回答

RIZ投稿 2022/7/9 17:04

大阪大学経済学部

まず、今のうちにやっておくべき科目はやはり数学と英語ですね。なので今回はその2科目に絞ってお話しさせて頂きます。
ここでは前提として、横国を目指すためにどうすればよいか考えます。
最初に数学なのですが、基本的な流れとしては教科書→(基礎問題精講)→フォーカスゴールド→(数学モンスター)→過去問です。順に説明します。まず教科書で基本を学びましょう。もし文字ベースでの学習が苦手な場合はスタサプなどの映像授業がよいです。これでまず基礎を学びます。この時、細かくすべてやる必要はなく、公式が使えてそれなりに問題が解けるくらいの感覚で良いです。次に網羅系参考書に入ります。おすすめはフォーカスゴールドなのですが、もし学校からチャートなどが配られていればそれでも構いません。そのチャートやフォーカスゴールドが分厚くてやる気が出ないという場合は基礎問題精講を挟むのもおすすめです。ただ役割が被る部分が出てくるので初めからチャートやフォーカスゴールドを使ってもよいかと思います。網羅系参考書の使い方としては、まず教科書レベルの問題を解けるようにします。レベルで言うとチャートではコンパス1か2個分、フォーカスゴールドでもアスタリスク1か2個分のレベルです。もし基礎問題精講を挟んでいる場合はこのレベルは難なく解けるかと思うので、問題を見て瞬時に解き方がわかれば飛ばして構いません。ここまでは教科書と同時並行で進めると良いです。例えば2次関数を教科書で学び終わったら次の単元を教科書で始めるのと並行して、2次関数の単元だけ網羅系参考書のレベル1、2を解けるようにします。これを1A2Bがすべて終わるまで繰り返してください。最初に教科書はすべて細かくやる必要はないと言いましたが、この網羅系参考書での教科書レベルを取り組む際にしっかり基礎を固めてください。次に入試標準の問題を解けるようにします。チャートのコンパス3、フォーカスゴールドのアスタリスク3がそれにあたります。基本的に1周目は解ける問題と解けない問題に分けていきます。解けない問題には印をつけて、2周目にはその印をつけた問題を中心に解き直しします。これを3周、4周と繰り返して、印にすべてチェックが入るまで、つまり全ての問題に対して瞬時に解法が思い浮かぶ状態になるまで繰り返してください。ちなみにこのレベル帯では、公式などを自分である程度導出したり証明できると良いです。例えば点と直線の距離公式や、加法定理などが証明できるという感じです。(まだ習っていない分野の公式なのでご存じないかと思いますが、数2の範囲で出てきます)ここで注意なのですが、教科書で習う時点で証明を自力で出来る必要はあまりないと思います。もちろん出来るに越したことはないのですが、暗記的になってしまうと思うので、1A2Bを履修し終えた後に証明してみるのをおすすめします。例えば数2で習う座標で余弦定理を証明するためにはまず数2を履修している必要があります。このように、まず基礎をやった後で証明する方がさまざまなアプローチが考えられることもあるのでおすすめです。そして入試標準レベルが終わったら次に入試応用レベルを解きます。具体的にはチャートの4、5、フォーカスゴールドの4です。これもしっかり解けるようになるまで繰り返してください。これが網羅系参考書の流れになります。また、全ての教科でも言えることなのですが、必ず「なぜ」そうなるのか理由を明らかにすることを心がけてください。1行1行なぜその変形をしているのか、どうしてこの公式を使うのかなどです。これを理解することが非常に重要です。
さてここまでは網羅系参考書の使い方についてでしたが、横国を目指すのであれば、ここまでが高3になるまでに終わっているとかなり余裕ができます。この後は過去問に入るか、数学モンスターというサイトで問題演習を積むと良いです。ですが横国の場合数学モンスターはオーバーワーク気味なので、特に得意にしておきたい分野があればその分野に絞って学習するのをおすすめします。あるいは過去問や数学モンスター以外であれば、よりチャートやフォーカスゴールドを完璧にするために、練習問題や章末問題などを解くのもおすすめです。ここまでが数学についてになります。改めて流れをまとめると、①教科書と網羅系参考書の教科書レベル→②網羅系参考書の入試標準レベルと公式の証明や導出ができるようにする→③網羅系参考書の入試応用レベル→④単元を絞って数学モンスターor過去問or網羅系参考書の練習問題や章末問題、という流れになります。
次に英語ですが、まず全体像をお話しします。英語はざっくり言うと、単語、文法、解釈、読解力、英作文、リスニングの6個の要素で成り立っています。もちろん細かく言えば英文和訳の解き方など他にも要素はあるものの、基本は上に挙げた6個が特に重要です。時々単語だけやっておけばよいと言う人がいるのですが、間違いです。確かに単語は重要ですがそれだけでは英語はできるようになりません。よく自分が例えるのはレーダーチャートの面積が英語力というものです。今回だと上記の6つの項目できる6角形の面積が自分の英語力になります。例えばそれぞれ5段階評価で単語5、その他1なら面積は小さいままですよね。なのでバランス良く鍛える必要があります。現時点で高1ということでしたら、まず文法を身につけるのをおすすめします。文法を身につけるためにはインプット教材とアウトプット教材が必要になります。インプット教材としては文法書を購入してください。もし分厚くてやる気が出ない場合スタサプで文法の授業を2倍速くらいで終わらせると良いです。実際自分はスタサプをインプット教材として使いました。そしてアウトプット教材としてはパワステやネクステなど、自分の好きなものを選んでください。何を選んでもさほど変わりません。
文法が終わったら解釈に移ります。英文解釈の教材としてはまず『基礎英文解釈の技術100』がおすすめです。次に『英文読解の透視図』がおすすめです。この2冊の間にはレベル差が多少あるので、もし接続が難しければもう少し優しめの参考書を利用することもおすすめです。しかし個人的には問題ないと思っています。『英文読解の透視図』についてはネットを見るととても難しいように書いてますが、説明が詳しいので理解できないほどではないかと思います。ここまでやれば1文1文の文章を読み解くのは難なくできるかと思います。ですが横国の場合ここからが問題です。横国の英語形式はまず長文読解問題が2題、会話問題が1題、英作文が1題という形式になっていますが、この最初の長文読解を解くためには和訳できるだけではなく、論理的に文章を読み解く必要が出てきます。そこで実際の長文問題で慣れていかなければなりません。その問題演習を通して、パラグラフリーディングや説明問題の解き方に慣れていきましょう。長文読解の教材として、個人的には過去問でよいと思いますが、時間があればポラリスやハイパートレーニングなどの長文読解の参考書を使っても良いと思います。また、会話問題についてはあまりよくわからないので的確なアドバイスはできないですが、文法のアウトプット教材としてのネクステなどに会話問題が載っています。これを仕上げても解けない場合は参考書を追加するのもありかもしれません。最後に英作文ですが、これは自由英作文なので実際に書いたものを添削してもらうのが一番良いと思います。英語の先生などに頼んで、過去問の添削や、あるいは自分で題材を考えてそれについて書いたものを添削してもらうのも有効だと思います。参考書としては『ハイパートレーニング自由英作文編』をおすすめします。最後の英作文の対策は高3になってからでも良いと個人的には思います。ちなみに単語とリスニングについては他の文法や解釈などをやる時に同時並行で進めてください。毎日コツコツやる感じです。おすすめの単語帳については自分のホームに投稿してあるので参考にしてみてください。ということで英語について話してきましたが、まず今は文法を固めるのに専念してください。長文読解などはそれからです。あと追加で伝えておきたいのですが、シャドーイングや音読が英語力向上にはとても有効なので、なるべくCD付きの教材をおすすめします。
以上になります。質問等あればコメントしてください。応援しています!

E1LSpIEBTqPwDZPuDJgc
avDzvKG1I5gjSY9VVO049swoq2j2
YFL84YEBTqPwDZPu2qMn