数学偏差値40→50参考書の勉強方法

鈴花投稿 2024/2/2 16:12

高1 文系 栃木県

名古屋大学文学部志望

数学の偏差値が40代からなかなか抜け出せず、参考書を購入したのですが、基礎問題精巧や、青チャートのどちらを利用して勉強し、どのように勉強したら良いのか分かりません。学校の演習型の問題集で4STEPがありますが、どちらと活用すべきでしょうか。

回答

あやた投稿 2024/2/9 07:31

九州大学理学部

こんにちは。数学の偏差値が40代とはどういう状況か踏まえ、そこから偏差値50へ持っていくための学習法を紹介します。

正直に申し上げますと、偏差値40代はまだ基礎が定着していない状況です。一度、何の単元でもいいので教科書の例題に挑戦してみてください。例えば「辺の長さが3, 5, 7の三角形の面積を求めよ」という問題があります。これを見て、どのようにすればよいか頭に浮かぶか、試してみてください。ここで浮かばなくても大丈夫です。

では、私が自習でおすすめする参考書について説明していきます。使用するのは教科書と問題集です。挙げて頂いた中だと、青チャートがおすすめです。チャートは量が多いので、難しい問題(コンパス4, 5)を飛ばしてやるのが良いと思います。チャートは解説が丁寧なのがいい所です。対して4STEPは解答解説が簡略化されているので私はちょっと苦手でした。基礎問題精講は解説が丁寧ですが、問題の量が少ないためあまりおすすめできないです。

具体的な勉強法ですが、一例としては以下の通りです。
①教科書で定義や定理など、その単元の基礎を理解する(例:sin, cos, tanの定義は…)
②教科書の例題を見る(答えは見ないようにしてください)→もし解き方が思い浮かばなかったら解答を読んで理解する(印をつけておく)
③教科書にある練習問題、もしくは青チャートの同じ範囲の問題を解く(解説が丁寧な青チャートがおすすめ)
④ ①から③までを繰り返し、節とか章とか区切りのいいところまで進める
⑤教科書の内容を理解できたと思ったら、青チャートのコンパス3までの例題を見て解法がすぐ解き方が思いつくか確かめる(分からなかったら印をつける)→解答を読んで理解する(どういった定理や公式をどのように使ったか考える)
⑥章末や節末まで進んだら最後のExercisesに挑戦してみる
⑦時間を空けて教科書や青チャートの例題を見返し、解法が思いつくか確認する

杞憂かもしれませんが、いくつか注意点を述べておきます。もし学校の授業についていけていないのであれば、学校を優先してください。また、青チャートの問題の難易度が高いと感じたら、黄チャートに変更してください。行きたい大学のレベルの参考書を使うより、自分の学力に合っているものを使う方が効率的です。

自習であればこれで大丈夫だと思います。勉強で大事なのは継続することです。毎日少しづつでも解ける問題を増やしていきましょう!

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