阪大合格に向けて

T投稿 2020/3/2 12:23

浪人 文系 東京都

大阪大学志望

こんにちは。今年大学1年で中退し来年に受験をしようと考えているものです。志望校は阪大の外国語学部です。現役の時は私文志望だったなので、理系科目の知識が一切なく、また、現役の時に使った科目も時間が経ってしまったため、かなり忘れています。親に宅浪でアルバイトもすることが条件で浪人させてもらったのですが、時間的にも知識的にもかなり不安です。この一年どのような計画で勉強を進めていけば良いでしょうか?

回答

atom投稿 2020/3/2 22:56

大阪大学工学部

理系教科の知識が一切ないということなので、一年での合格はほぼ不可能です。
でも、それはあくまで正攻法での話です。
常識に囚われなければ合格は可能であることを、今からお話します。

まずは、以下の配点と目標点を見てください。
ーーーーーーーーーーー
阪大外国語学部のセンター配点
センター:合計150点
国語200点→25点に圧縮
数学ⅠAⅡB200点→25点に圧縮
理科200点→25点に圧縮
英語200点→25点に圧縮
世界史100点→25点
倫政100点→25点

2次:合計500点
国語100点
英語300点
世界史or数学100点

合格最低点377.6/650(2019年度 英語学科)
ーーーーーーーーーーー
目標点
センター:合計87.5/150
数学2科:0/25
理科2科:0/25
国語:20/25
英語:22.5/25
世界史:22.5/25
倫政:22.5/25

2次:合計320/500
国語:60/100
英語:200/300
世界史:60/100

合計:407.5/650
ーーーーーーーーーーー

このように数学・理科を全て捨てても、最も難易度の高い英語学科の合格最低点を、優に超えることができるわけです。

ここからは少し概算になりますが、時間対効果の面から考えていきます。

センター数学ⅠA・Ⅱ 合わせて、1日3時間 200日毎日勉強すると、うまくいけば合計120/200くらい取れます。(ほぼゼロからの勉強なので)
これを圧縮すると、15/25になります。
そうすると時間対効果は600時間÷15点=40時間/点、つまり1点上げるのに40時間かかるわけです。コスパが悪すぎます。

世界史を1日1.5時間 200日勉強すると、だいたい90/100くらい取れます。
これを圧縮すると、22.5/25になり、1点上げるのに約13時間かかります。

2次試験で世界史or数学から1選択ですが、今から始めるなら時間対効果を考えても圧倒的に、世界史選択の方がいいです。もし世界史選択するのなら、センター対策と同時に2次対策にもなりますから、実質的な時間対効果はもっと高くなります。
センター社会の選択は、日本史・地理が特別得意でなければ、世界史&倫政がオススメです。(共通部分があるため)

理科は元の知識がないなら、生物&地学がオススメです。この2教科合わせて1日3時間 200日勉強すると、合計170/200くらい取れます。これを圧縮すると、21.25/25になり、1点上げるのに約28時間かかります。
コスパ的には微妙ですが、数学よりはマシです。
もしやるなら、目標点が428.75/650に上がり、もし本番で9割しか達成出来なかったとしても、合格最低点にものります。(428.75×0.9=385.875)

これらを踏まえると、優先順位は
①国語・英語・世界史(407.5/600)
②理科2科目(428.75/600)
③数ⅠA(426.2/600)
④数学ⅡB(443.75/600)
となります。

中途半端な勉強は一番点数に繋がらないので、現時点での学力と自身の処理能力を考慮した上で、
①のみor①②or①②③のいずれか から選ぶといいと思います。
オススメは「数学を全て捨てる」①②です。
特に英語の配点率は325/650、つまり50%を占めるので数学に現を抜かして、疎かにしないように。

阪大外国語学部は、英語が出来れば受かりますし、特に英語学科であればある程度喋れるレベルでないと、入ってから苦労するので、しっかり勉強しておきましょう。
以上です。

※追記
もし、志望校を変えるor落とす気があるなら、倫政、生物、地学はオススメしません。よく調べて考えて、覚悟を決めて選んでください。

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