英熟語が覚えられない

れもん投稿 2023/12/13 04:00

高3 文系 神奈川県

明治大学経営学部志望

ターゲット1000を使っています。
be concerned about/for
を心配している
be concerned with/in
に関係している

などの前置詞が違うだけで意味が異なる熟語の覚え方のコツを教えてください。

回答

憂一乗投稿 2023/12/13 07:41

北海道大学法学部

よく聞く話かと思いますが、前置詞にはそれぞれが持つイメージがあります(onの接触などは最たる例でしょう)。
しかし、これらを掴めばミスなく熟語の意味を取れるかというと、そんなことはありません。より正確に言うとネイティブ並に曖昧なイメージを曖昧なままで理解出来れば可能ですが、我々受験生には難しいですよね。

ではどうすればいいかと言えば、愚直に覚えるしかありません。生きた言語として理解することを(ひとまずこの分野においては)諦め、一般に物事を覚えるのに有効な方法を適用します。
人間の脳に定着しやすいのは、体系化(整理)されたイメージです。そのため、熟語も整理してあげればいいんです。
幸い今回扱うのは前置詞だけが違う、つまり要素が2つ(変化しないメイン部分、変化する前置詞部分)なのでとても整理しやすいです。

まずは質問文に書いてくださった通りメイン部分の単語ごとに前置詞のパターンを集めましょう。(「前置詞で意味が変わる動詞」などでインターネット検索をすればまとめが出てきます。その中から単語帳で見たことのあるものをピックアップすれば自分のレベルにあった熟語をまとめられます)
そして次に前置詞ごとにもまとめてみます。すると、前置詞の持つイメージというのもなんとなく見えてきますし、ふたつの視点から整理することになるので記憶にも非常に定着しやすいと言えます。

受験範囲で登場するこういった動詞や形容詞はそこまで数が多くないので、こうした方法で網羅的に抑えてみてください。
労力のわりに得点力に直結すると思います。頑張ってください!

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