大学が行けるか分かりません

あゆみ投稿 2019/2/25 17:46

高2 理系 富山県

新潟大学農学部志望

私は、今、理系の高校二年生です。選択科目として、地理B、物理をやっています。
今回の進研模試のマーク模試で7科目受けて、900点満点中308点で、偏差値が40.0しかありませんでた。
今から、勉強してどのくらいまで偏差値を持っていくことが出来ますか?
国公立大学目指す事って出来ますか?
また、どんな勉強をすれば上がりますか?
7科目の勉強のやり方が分からなくて、したくても、どこから手をつければ良いのか全くわからない状態です。
すみませんが、詳しい返信お願いします。

回答

Takuya投稿 2019/2/26 16:15

北海道大学法学部

初めまして、こんにちは。
私は文系で、あなたと立場が異なるのですが私の回答が助けになれば幸いです。
まず今からの一年で、国公立レベルまで持っていくのは可能であると思われます。今から諦めてしまってはもったいないです。可能なことは全てやりましょう。

私が思うに、センター試験は科目によって点数の伸びやすさが異なります。
私が考えているのは、
漢文>社会>古文>理系理科>英語>数1A>現代文>数2B
という順序です。これに加え、センターは200点満点の教科と、100点満点の教科があります。これらを踏まえて何からやるべきかを以下にまとめました。ただし私は文系なので、できる範囲のアドバイスをします。理系科目に関しては理系専門に聞いていただければ幸いです。

重要度で言えば、一番大事なのは英語です。これは国公立2次でも合否を分けるものとなります。そして、英語は成績が伸びるのが割と遅い科目になります。人によっては、センター試験で130を超えるのが半年かかる場合もあります。だからこそ早期に取り組まなければなりません。
具体的な対策として、まずは英単語です。この2月3月でターゲットのような単語帳を一冊終わらせておくのがベストです。
単語がある程度身についているなら、長文読解に取り組みましょう。オススメは、「速度英単語」です。入門レベルから毎日読みましょう。ただ漫然と読むだけではレベルが上がらないので、しっかりと構文を把握しながら読んでいきましょう。分からない部分があれば高校の先生に聞きながら読んでいきましょう。ただし、すぐに聞くのではなく、自分で一度考えてからそれでも分からない場合に聞きましょう。この作業が全ての科目において、のちのち大きな効果をもたらしてくれます。一冊が終わればレベルをあげて次の「速読英単語」に行きましょう。余力があるのなら「英文解釈の技術」の方も並行して進めていけばベターです。こちらは2次試験対策にもなります。
以上が英語についてです。センター試験は、200点中140点が長文の点数です。つまり、長文を極めると7割近くは点数が確保できます。点数が伸びないと文法の問題集をやりたくなりますが、こちらは直前でも間に合います。まずは地に足をつけて、根気よく英語長文の力を伸ばしていきましょう。

次に伸ばすべきは、理系理科です。私は理系理科については素人なので、こちらは控えさせていただきます。

理系理科と並んで重要なのが、数学です。理系の場合、大学によっては2次試験で数学Ⅲが課される事も有り、科目としてはヘビーなものです。
一応私は文系ですが、2次試験まで数学を使ったのでその経験を踏まえこちらに記載します。
体感的にセンター数学は0から点数をあげようと思うと一番苦労する科目です。こちらも地道な努力が必要になってきます。
2次試験の対策も加味すると、青チャートで対策するのが良いと思います。
まずは単元別に演習を繰り返し、網羅的に勉強しましょう。
センター数学は、単元ごとに問題が出ています。自分が勉強した単元の点数が上がっているのが、割と体感的にも感じやすい教科です。
センター数学の対策で言えば、センター形式に慣れる必要があります。学校で実施された模試の数学の問題を解けるまで取り組みましょう。
数学は分量が多く、入試においてもウェイトを占めています。数学を早期に苦手意識をなくしておくと、大学合格が近くなると思います。

次に上げるものは、国語です。国語は200点満点であり、そのうち100点は現代文で、点数の上下が激しい科目です。
まずは、漢文を勉強しましょう。漢文は句法と重要語句を頭に入れれば、7割を簡単に越える教科です。
ただし、漢文は古文を基にしている部分があるので、古文が壊滅的であるようならまずは古文を対策することをオススメします。古文は、古文単語・助動詞などの文法事項を頭に叩き込んだあと、演習を重ねると自然と点数になってきます。こちらも勉強した分、点数になる科目です。
一番厄介なのが現代文です。具体的な勉強方法があまり確立されておらず、多くの受験生が悩む所です。
私のオススメは、東進の林修先生のセンター国語の講座を取ることが一番だと思うのですが、なにぶん料金がかかります。
個人でやる場合は、まずはテーマを抑えましょう。例えば西洋vs東洋、アイデンティティ、芸術についてなど、センター現代文は出題されているテーマが割と絞られています。この前提知識を抑えておくと解きやすくなります。
テーマがOKなら、現代文を読みましょう。センター現代文は必ず本文に根拠があります。根拠を示して解答する癖を付ければ、点数が安定します。二項対立・逆接に気をつけながら、批判的に読んでいきましょう。センター現代文は、良問が多く、解いているうちに傾向のようなものが掴めてくると思います。
あと、予備校が作るセンター現代文の模試はたまにとんでもない問題が混じっているので、予備校の点数で一喜一憂するのはあまりよくありません(笑)。
以上が国語の話です。

そして、社会です。こちらは割とセンターの2ヶ月前でもなんとかなります。
地理Bを選択されているということでしたが、現代社会でも受験可能であれば、現代社会の方が対策はしやすいと思います。
カリキュラムとして、地理Bは2単位ものとして学校で勉強しますが、現代社会は1単位ものとして扱われます。つまり、現代社会の方が内容が少ないのです。
現代社会の内容としては、中学社会の公民に日本史の現代史などが追加された感じです。一般常識があれば、勉強していなくてもそれなりに点数が取れます。勉強すれば傾向がほとんど一緒なので、高得点が望める科目でもあります。
地理Bと現代社会の適正を見ながら決めた方が良いかと思います。

英語と数学は特に毎日勉強することが肝心です。

以上長々と書きましたが、参考になれば幸いです。また何か不明な点がありましたら尋ねてもらえばお答えします。

最後に、私もセンター試験には苦しめられました。目標とする点数を、模試で上回ったことは一度しかなく、センター直前は特にしんどかったです。ですが、最後まで勉強したおかげで本試験ではベストを出すことができました。諦めず最後まで頑張ってください。

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