東工大に合格するためには

けとる投稿 2023/5/11 08:38

高2 理系 奈良県

東京工業大学工学院志望

新高2です。4月から大学受験を意識し始めて東工大を志望しています。青チャート数IAを主に今は進めていて、夏休みに数IIB全範囲の基礎をつけようと考えています。
いつまでに数学の予習復習をすれば良いのでしょうか?
青チャは最低何周するべきでしょうか?
どうやって予習復習をするべきでしょうか?
他にもアドバイスがありましたら教えてください!

回答

たけなわ投稿 2023/5/12 04:45

北海道大学法学部

①いつまでに予復習すべきか
これは、何の予習・復習でしょうか。学校や塾・予備校の授業の予復習だったら、予習はその授業より前に、復習は授業を受けた後その日のうちにやりましょう。とくに、東工大(今は合併して東京科学大に改称したそうですが)のような最難関レベルを目指すからには、授業で学んだ内容はその日のうちに理解してしまって、あとは基本的な問題をたくさん解いてなるべく早く基礎を定着させた方がいいです。間違っても、高三になってから一から復習しようなんてことは考えないでください。とくに理系は数Ⅲもありますから、一回50分程度とはいえ週4回程度の授業で2〜3年かけて学ぶ内容を、後から数ヶ月で総復習しようなんて普通に考えて非現実的です。最難関レベルの大学合格を争うライバルたちは全国トップクラスの猛者ばかりなので、少なくとも、高三になってからは本番レベルを意識した問題演習にスムーズに取りかかれる状態になっていることが望ましいです。そのために、今からでも1日1日の授業を大切にして、頃合いを見て都度これまでの範囲の復習を心がけてください。
②青チャは最低何周すべきか
参考書は、それをすること自体が目的なのではなくて、点数や偏差値を上げるための手段にすぎないことを理解してください。「どの参考書を何周したか」あるいは「どの参考書を何周するか」は、学習の進捗の目安としての意味を全く持ちません。何回やったところで、試験で同じような問題が出た時に解けなければ意味がないからです。大事なのは、その参考書を何周したことによって何ができるようになったのかということです。なので、何周すべきかという問いに対しては、少なくとも例題と類題を全てできるようになるまではやるべきというのが回答です。
ただ、そうすると、とくに青チャみたいな分厚い問題集では、全部できるようになるまでに時間がかかってしまう、今後のもっとレベルの高い問題集や過去問演習に間に合わないかもしれない、といった不安が出てくるでしょう。それはその通りです。だから、これを間に合わせるために、周回すべき問題はなるべく少ない方がいいし、そのためには、もう一度やるべきとそうでない問題とを選り分ける必要があります。このアプリの回答者でもよく言うでしょう、「解けた問題には○、方針は合ってたけど間違えた問題や答えは合ってたけどイマイチ理解できていない問題には△、方針すら思い浮かばなかった問題には×をつけて、次は△と×を解いた。そして、同じことを繰り返した」みたいなことを。あれは、そういうことですよ。
あとは、どうしても苦手な分野だけに絞ってやるとか、先に章末問題を解いてできなかった分野だけ例題と類題をやるとか、工夫の仕方は色々ありますが、それについてはご自分でお考えください。
③どうやって予復習すべきか
先の②と関連しますが、予習ではあらかじめ教科書などの問題を解いて、わかるところとわからないところとを明確にし、わからないところを授業で解決できるようにしましょう。授業で解決できない場合は、上記①で書いたこともありますから、放っておかずになるべくその日のうちに先生に質問に行って理解できるように努めましょう。また、わかったと思ったところも、実際に授業を受けると「え、そういうこと?」と言うふうに自分の理解とは違うものだったということもあります。なので、予習ではできたところでも、気を抜かずに先生の説明を聞きましょう。復習では、予習段階ではわからなかったところを重点的にやり、余裕があれば予習段階からできたところもやるというのがいいと思います。ちゃんと自分の言葉で説明できるかやってみて、できなければ、そこはまだ理解が甘いところなので、教科書や参考書、授業ノートなどを見返して理解を深めましょう。

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