本番の空気に飲まれる

磯磯磯投稿 2024/2/9 01:47

高3 文系 北海道

岩手大学人文社会科学部志望

はじめまして、地方国公立を受験する高3です。
共テの試験本番で「みんな同じ問題を解いているんだ」と感じた途端に焦りと不安が溢れてきて思うように得点できず大失敗しました

2次試験は共テの二の舞にせず1点でも多く取れるようなメンタルでいたいのですが、また失敗するんじゃないか、勉強は好きなのに点数が取れない自分なんて大学に行く人材として相応しくなんかないんじゃないかと思えてしまいます
本番の空気に飲まれないようにどのような心構えで試験に望めばよいでしょうか…?また、本番焦ったときにどう対処すれば落ち着いて目の前の問題に取り組めるでしょうか…先輩方が不安や焦りに打ち勝った方法をお聞きしたいです

回答

しずく投稿 2024/2/10 00:58

京都大学法学部

「試験始め」
試験監督の声が聞こえ、受験生たちが一斉に問題を解き始める。張り詰めた空気、緊張が脳の働きを鈍らせる。周りでカリカリと音が聞こえる中、問題が解けずじわじわ焦りが募って、余計に問題が分からなくなる…

…一度顔を上げてゆっくり深呼吸をしましょう。ゆっくり周りを見渡して(不正を疑われない程度にです)、しばらく心を落ち着けるために時間を使いましょう。心を落ち着けたら、もう一度問題を見てください。解けそうですか?分からなければ拘らず、次の問題に移りましょう。
焦る必要はありません。あなたはやるべきことをやってきました。ただ純粋に、問題と向き合い、そこにある解答用紙にあなたのやってきたことを、示せばいい。よく、大学の先生にラブレターを書くような気持ちで挑めば良い、というようなことを聞きますが、ほんとにそんな感じです。私はこの学校に入るためにこれだけやってきたんだ、それを見てくれ!というような気持ちです。

100%の力を発揮するためにも、緊張や不安は取り除かねばなりません。不安や緊張は、なぜ自分がそれを感じているか、客観的に自分を俯瞰できれば、不思議と和らぐものです。
おそらく多くの場合、緊張するのは、できないことをやろうとするからです。いつも以上の力を発揮しようとする、点を落としたくないから模試でなら飛ばしていたような捨て問にも拘ってしまう。普段の勉強で、模試で、できなかったことはできるようにはなりません。今までしなかったようなことを急にしてはいけません。「今まで通り」、それが大切です。
誰もが完全な状態で挑むわけではありません。例えば、日本史を例に取らせていただくと、「ああ、あの範囲他と比べてまだちゃんと覚えれてないな…」なんて思いながらも、試験を受けるのです。できないことがあるのは仕方ありません。それを少しでもなくすために今まで勉強をしてきて、でも間に合わなかったのなら、他で点を取れば良い。自分が分からないところは、みんなも分からない(正答率が低い)ところかもしれません。だから、心配する必要はありません。

共通テストで失敗しちゃったから。不安になる気持ちは本当によく分かります。ただ結果はもう変えられません。失敗してしまった、その結果を変えられるのは、打ち消せるのは、次に待ち受けている2次試験の結果だけです。失敗の記憶を、2次試験に持ち込んでも良いことはありません。きっぱり忘れて、2次試験のことだけを考えよう!そう前向きなマインドになれるよう、心がけてみてください。

今持ちうる限りの100%を試験で出し切るためにも、大事なのは「いつも通り」、このマインドで試験を受けることです。

少々抽象的なアドバイスになってしまったかもしれませんが、助けになれば幸いです。
あと少し、頑張ってください。応援してます!

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