東大に受かるためのスケジュール

nbak投稿 2019/6/3 22:04

高2 理系 兵庫県

東京大学志望

高校2年から東大に受かるまでのオススメスケジュールを教えてください。やる参考書や模試でどれだけ取ればいいのかということなど具体的に時期ごとに教えてください。

回答

こうしん投稿 2019/6/5 18:24

京都大学理学部

こんにちは!
こうしんと申します!

東大ではないですけど、参考になれば嬉しいです!
まずは時期別の目標から

高校二年生夏…数学、国語、英語の履修が終わる。
高校二年生冬…数学、国語、英語のセンター試験レベルが難なく解ける+理科社会の履修が終わる。
高校三年生春…最後のセンター試験が終わり、自分の得意不得意が分かっている。理科のセンター試験レベルが解ける。
高校三年生夏後半…過去問が解けるようになる(制限時間なし)
高校三年生冬…過去問が全て解ける(制限時間あり)
〜受験…成績を維持する。

以上が理想的な時期別の到達目標です。これができれば合格はまず間違い無いでしょう。

次に、模試について。模試はセンター試験がないので、東大専用の二次試験レベル模試(駿台の東大実践模試など)について言及します。高校三年生の夏と冬に受けるのが良いと思います。
高校三年生の夏時点…どんな判定でも大丈夫です。それよりも、この時点で模試の復習で、時間をかければ解ける、と実感できるように実力を持っていきたいです。
高校三年生の冬時点…C以上が合格可能圏内です。最低C、目標Bが良いと思います。この時期は現役生、浪人生ともに実力が上がっているので夏よりも厳しい戦いになります。(夏でA判定をとっていても、冬でDを取ることも珍しくないです)時間を重視した演習をして、なんとか良い判定をもぎ取りましょう!

大まかなスケジュールは上記の通りです。さて、次に具体的な勉強法の説明に映りますが、質問者様が理系か文系か分からないので、理系を前提として説明することをご了承ください。

・〜高校二年生夏
とにかく予習をして数学IIIまで終わらせること、英語の単語帳を全てさらうこと、古文漢文の文法事項の履修、現代文の解き方を抑えていることが目標です!あと、なるべく理科の予習も進めておくと良いかもしれません。以下、オススメ参考書等を科目別に記しますね。
国語…現代文読解の基礎講義(駿台)中野先生
めちゃくちゃオススメです。これは駿台生が授業で習うことを本にまとめたもので極めれば、二次試験の国語の点数が飛躍的に上がります。間違いなくオススメです。
(古文漢文は、学校ので文法や単語の学習を進めてください)
数学…教科書の練習問題、チャート、フォーカスゴールド等の基礎的な問題集があれば大丈夫です。全て解ける自信がつくまでやってください。
英語…これも学校からもらったもので大丈夫です。

・〜高校二年生冬
国数英の実力を錬成しながら、理科の予習を終わらせることを目標にしましょう。理科は自分が物理化学選択していたので、この強化に絞って解説します。
物理は、できれば東進の苑田先生の授業を受けて欲しいです。おそらくあの授業が一番効果があります。特に、同時に数学の実力も上がることが良い点です。できなければ、物理の内容全体をさらったあと、自分に合った参考書等で演習の量を積んでいき、解答法を整理すると良いと思います。
化学は、駿台の資料をネットでゲットすると良いと思います。かなり精錬された解き方をしていて、それをお供に勉強を進めれば、解答法と一緒に学べるのでオススメです。化学は理論、無機、有機と単元が分かれています。理論は現在履修していると思うので、有機と無機をどう進めるかです。アドバイスとして無機化学は、後回しで構いません。有機化学を早めに理解し覚えることに集中して欲しいです。これもできれば東進や塾等補助的なのものがあれば、安心です。できなければ、参考書「原点からの化学」シリーズがオススメです。理解の一助になります。
国数英は、上記の参考書に加えて、自分に合った参考書で演習を積んでおき、センター試験レベルがなんなく解ける実力に持って行ってください。

・〜高校三年生春、夏
ある程度実力がついてきて、自分の得意不得意も把握してくる頃合いだと思います。ここからは、実力の錬成に加えて、自分の苦手を取り除いていく作業が入ります。
(この先、自分に合った参考書選びが重要になってきます。そのため、特にオススメの参考書はありません。自分の実力合わせて探してください。探す時の目安は、「解答を見て理解できるか」「網羅性が高いか」です。)
まず実力の錬成に関しては、おそらく得意な科目でしょうから特に勉強法の指針は示しません。演習を続けて行ってください。
次に、苦手を取り除く作業です。ここで効率よくできるかどうかが分かれ目です。その時に苦手科目がわかるでしょうから、ここでは一般的な苦手を取り除く作業のアドバイスをしますね。
大きく2段階に分かれます。
1、解答法をインプットする
2、アウトプットし、体に染み込ませる。
重要なのは、1です。1の作業ではまず解答を見ます。その解答と問題の特徴の組み合わせを把握します。問題の特徴が分かれば、その解答法が思い浮かぶようにしてください。そして、それを他の問題に適応できるように一般化、加工をしていきましょう。2では、演習を通してその組み合わせの発想をできるようにして、問題を解けるように訓練していきましょう。
(この勉強法は、僕のマイページに詳しく載っているので、良ければ見て行ってください!)
以上が具体的な苦手の潰し方です。

・〜高校三年生冬
過去問演習が中心です!時間を計って演習して、なるべく添削してもらえるとなお良いです!そうして自分の苦手を消しながら、過去問を難なく解けるように訓練して行ってください!

以上です。かなりの長文になってしまいましたね。お疲れ様でした。このアドバイスをもとに計画してもらえると良いと思います。計画が破綻しそう、勉強法がわからない、という事態になれば、再度質問してくださいね!

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