受かる浪人生 落ちる浪人生

daiki_fitness投稿 2019/6/16 17:52

浪人 文系 大阪府

慶應義塾大学商学部 A志望

慶應志望の浪人生なのですが受かる浪人 落ちる浪人生の決定的な違いはすばりなんですか?理由も教えて頂きたいです。

回答

こうしん投稿 2019/6/17 11:28

京都大学理学部

こんにちは!
こうしんと申します!

合格不合格の差はいくらでもありますが、いくつかの体験記と僕の経験を合わせて考えると、やはり点数を奪取する「確実性」かなと考えます。

極々当たり前のことですが、合格は点数によって決まります。また、入試は相対評価かつ客観的評価です。この意味は、「入試は正しいことを書けば点数をもらえる」ということです。
その「正しく」あるための「確実性」が合否を分ける鍵になるのではないか、そう考えます。

ではその確実性を保証するために必要はものは何か?
→それは「構造」であると考えています。

ここで念のため頭が良い人について言及しておきます。
頭が良い人というのは、情報の構造化を自頭でできる人を指すとします。このような人は、演習をすればするほど強くなります。なぜなら、演習をすることによってノウハウを自力で取得し、そのノウハウを実践に使うことで上手く点数を稼げているのです。
このノウハウは、別の言い方で言えば、模倣です。彼らは正しい情報の模倣をしているに過ぎず、それを効率よくできる人々です。そして、この方法は高い精度を持ち、非常に有効で優秀な方法論でもあります。

ただし、それは頭の良い人だから、という点に注意です。

我々のような頭がさほど良くない人は、構造化のノウハウから学ぶ必要があります。また、その模倣のエッセンスを提供するのが予備校です。

そのため、浪人生の大半が現役時代にたくさん勉強したのにも関わらず、一度受験に落ちているのは後者の人ではないか、という前提で話を進めています。

では、構造とはなんなのか、というと体系です。
構造化とは、情報の体系を頭の中で意識することです。情報には体系があります。体系のわかりやすい例で言い換えれば分類です。
例えば、化学は理論化学、無機化学、有機化学とに分かれており、理論化学には、蒸気圧や速度論などの考え方がある、というように上位下位が存在することでもあります。

体系に沿って、情報を分類して学ぶと学習効率は上がりますし、情報を整理して引き出しやすくなります。

また、情報を構築するという点でも構造を使います。これは記述問題の際に有効です。記述問題は情報の詰め込みなら誰でもできますが、正しく分かりやすくあるためには構造化をしなければなりません。

この構造化によって入試は「確実性」を増します。
それは、入試が構造を意識して点数を与えている側面があり、勉強する上で網羅性を追求できるからです。

ぜひインプットの際も、アウトプットの際も「構造」を意識してみてください!それだけでかなり違います!

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