東工大 数学

みかん投稿 2023/4/23 21:55

高2 理系 東京都

東京工業大学環境・社会理工学院志望

東工大志望 高3

自分は青チャートと同時に東進の数学の真髄という授業を受けます。
この後にやるべき参考書はなんですか?
また、どの時期までにどこまで終わらせておくべきかの目安を教えて欲しいですよろしくお願いします。

回答

ほしもん投稿 2023/4/27 09:49

東京工業大学理学院

東工大は数学の配点が高いため、数学の対策は必須となります。みかん様の現在の得意科目・不得意科目にもよるので一概には言えませんが、数学以外の科目がある程度苦手でないのであれば(最低でも、各模試の平均が偏差値55以上)、高2の春は数学を武器になるまで鍛えていくことが、東工大合格には非常に有利になると思います。

よって、数学にかなりの時間を割けることを前提とした上で、以下に質問の回答をさせていただきます。

・この後やるべき参考書はなんですか?に対する回答
高2の春であることを踏まえると、まだまだ焦る必要はありません。したがって、基礎力を確固たるものにすることをおすすめします。
私は現在東工大大学院・理学院数学系に在籍しているため、数学のことはよくわかっていますが、この科目は受験生が思っている以上に基礎力が大事です(もちろん他の科目も基礎力は大事ですが)。
ここで、「基礎力」の定義をしておきます。数学における基礎力とは、「日本語を数学語に変換する能力」です。
例えば、数Iの二次関数の分野において、「二次関数y=f(x)が相異なる実数解を持つとする」という日本語が出てきたとき、これを数学語に変換すると、「判別式D>0」となります。数学の入試問題を解く際は、問題文に出てくる全ての条件を数学語への変換できるかが鍵となります。さらに言うと、これさえできれば、あとは数式を弄るパズルになるので、一気に完答につながります。
話を戻しましょう。上で定義した基礎力が非常に重要であるため、基礎力を鍛えたいわけですが、基礎力はどう鍛えればいいのでしょうか。その答えは、「基礎的な問題にひたすら取り組む」です。青チャートを一通りこなしたあとにもう一度やる、でもいいですし、新しい基礎的な参考書をやる、でもいいでしょう(私はfocus goldをひたすらやっていました。しかし、このあたりはどの本を選んでも大差ないので、青チャートで十分です)。
以上を踏まえて、この後やるべき参考書はなにか、への回答をまとめると、下手に新しい参考書に手を出さず、青チャートをひたすら極めて下さい。また、東進の授業も予習復習をしっかりこなすことで、基礎力向上に役立てて下さい。

・どの時期にどこまでおわらせておくべきか?への回答
この質問は得意科目・不得意科目に大きく左右されますので難しいですが、私の経験談をベースに話します。
冒頭に書いた通り東工大は数学の配点が大きいので、絶対に東工大を目指すのであれば、高2の秋くらいまでは、とにかく数学を極めることに時間を割いてもいいと思います(志望校が変わる可能性があるのであれば他の科目もやるべきですが)。もう少し細かく言うと、高2の秋くらいまでに、先ほどの数学語への変換を、数学1A2B3C全て8割くらいはできるようにしておきたいです。そうすれば、その後は数学のウェイトを減らして(なまらないように、1日数問は標準的な問題を解いておく)高2の秋から理科を始め、高3の冬くらいで全科目完成→過去問という流れに持っていけると思います。
英語はどうすればいいのか、と感じると思いますが、英語は継続が大事な科目なので、今日から受験直前まで、同じくらいの時間を毎日やり続けましょう(毎日単語を⚪︎⚪︎個覚える、毎日⚪︎⚪︎語の長文を読む、など)。

以上が回答です。もちろん他の意見もたくさんあると思いますので、学校の先生などにもどんどん相談してみましょう。
勉強頑張って下さい。

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