数学の基礎固め

hr投稿 2021/2/14 21:50

undefined 理系 秋田県

東京工業大学工学院志望

数学の偏差値は65前後です。数学の基礎固めをしようと黄チャートの基本例題の解法を暗記しています。無作為に開いたページは大体解けるようになったのですが模試では思ったような結果が出ません。この勉強法は間違っているでしょうか。

回答

ワニ投稿 2021/2/18 12:29

大阪大学工学部

こんにちは。勉強しているのに模試などでなかなか成績が上がらないと不安になりますし、モチベーションも下がりますよね。私もそんな時期がありました。以下、私の考えを少し述べさせていただきますので、もし参考になるところがあれば、吸収していってください。
まず、勉強法が間違っているかどうか考えるにあたって、模試の成績が上がらない理由、模試で点数が取れていない理由を考えてみるのが良いのではないかと思います。例えば、答えを見てもいまいちわからないとか、なぜこの解法を用いるのか理解できないとか、自分で解答を再現できそうにない、などと言う場合にはおそらくまだ学力不足であることが原因、つまり気チャートを本当にこなせていない可能性があります。そう言うった場合は、もう一度腰を据えて黄チャートにしっかり取り組むべきだと思います。
一方で、回答を見たら理解できるし、自分にも解けそうな気がする、黄チャートで似たような問題を見たことがある、などと言う場合には、黄チャートの勉強の仕方が間違っている可能性があります。いわゆる、数字が変わったり、ちょっと捻られると解けないと言った場合です。黄チャートでは解けるのに模試で似たような問題があると解けない、と言う場合は、丸暗記に終始してしまったため、数学を解く力が身に付いていない可能性があります。そもそも、解法暗記とは、まるまる暗記してそのまま回答をアウトプットできるようにするものではありません。それでは、意味はわからないけど枕草子は暗唱できるみたいな状態になってしまいます。枕草子を丸暗記して、唱えられるようになったところで、内容が理解できているかというとそれは別問題ですよね。それと同じで!黄チャートの解答を覚えることそのものに意味はありません。大切なのは、解答の理由、なぜその解法を選択したのか、なぜこの式変形をしているのか、そう言ったところまでしっかり理解して、解答を再現できるようになることです。脳死でインプットしたところで使い物にならない知識がたまるだけです。
上記のどれでもないという場合は、基本的な解法を組み合わせる練習が足りていないのかもしれません。無作為にそれぞれの問題を解くのも良いですが、例えば融合問題であったり、章末の少し手応えのある問題を解いてみるのも良いかもしれませんね。問題が簡単すぎるというようでしたら、少しレベルの高いものや、総合問題が多く載っているものなど、新しい参考書に乗り換えてみるのも良いかもしれません。

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