赤チャートについて

RYUHEI投稿 2017/8/18 20:26

高2 理系 奈良県

大阪大学医学部保健学科検査技術科学専攻志望

大阪大学医学部保健学科志望の高2です。
学校で購入させられた赤チャートを使用しているのですが全問解いた方がいいですか?一対一等を使用した方がいいですか?またどのように利用していけばいいか教えてください。数一全部やりましたが量が多すぎて大変でした。

回答

penguin8投稿 2017/8/20 12:45

京都大学理学部

京大理学部の者です。
まず1つ言えることは、阪大の保健学科に対して赤チャートはかなりオーバーな問題集だと思います。
阪大の数学は複雑な問題が多いですが、医学科や薬学部を目指すのでなければ赤チャートレベルの問題よりも基礎レベルの問題を確実に取り切ることの方が重要となってきます。
それでも赤チャートを使いたい、という場合のために僕が考える赤チャートの使い方を説明します。
まず覚えておいてほしいのは、赤チャートは網羅系の問題集です。網羅系の問題集は演習系のものと異なり、実際に問題を解くために必要な解法1つ1つを習得するためのものです。従って、赤チャートを使うのならば全問題を解くのが最も望ましいです。
全問題を考える時間がないのならばまず例題の解法を読んで理解し、その上で類題を自力で解くことで解法を身につけるという方法もあります。実際に覚えた解法を使ってみることで理解をより確実なものにすることができます。
一対一を併用するかどうかに関して、一対一は網羅系の中でも対応しきれない細かなパターンをさらに潰していく形の問題集なので使えなくもないですが、それよりは赤チャートに時間をかけて復習した方がいいと思います。
最後に、冒頭で赤チャートはオーバーと書きましたが、その代わりになる阪大レベルに対応できる問題集としては、青チャート、フォーカスゴールド(どちらも網羅系、問題数は赤チャートと同じぐらい)、理系プラチカ(入試基礎〜標準レベルの演習系問題集だがある程度の網羅性もある)などがあげられます。
もちろん難しい問題が解けるに越したことはありませんが、自分にあったレベルのものを使うことでより確実な理解が得られ、問題を解く楽しさも感じることができると思います。

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