国語の極め方

Tomo 0819投稿 2018/1/27 02:38

高3 文系 石川県

東京学芸大学教育学部志望

東京学芸大学を国語で受験したいと思っています。でも今の私は苦手な歴史以外はどの教科も同じくらいの点数で、国語が特別得意というわけではありません。単に国語が好きなので先生になりたいと思って学芸国語科を志望しています。模試ではB判定が出たのですが、その模試でよかったのは英語で、国語は大したことありませんでした。これでは二次が専攻科目(自分で言えば国語)のみの学芸には受からない気がします。そこで二つ質問があります。

①国語って特に得意教科にするためには、どんな勉強方法がいいのでしょうか?評論、小説、古文、漢文分けて教えていただけると嬉しいです。

②東京学芸大のレベルに合いそうなオススメの国語の教材があれば教えてください。

回答

hgout投稿 2018/2/8 02:11

東京大学文科二類

解答が遅くなりましたね、たぶん学芸大に詳しい回答者がいないんです、ごめんなさい。東大生ですが過去問を見ました。東大と傾向が似ているので東大生でご勘弁ください。
国語を得意にする方法と、おすすめの参考書の紹介をします。
①現代文
現代文の問題は択一と記述に分かれて、小説も評論も基本的に解き方は同じです(学芸は評論ではありませんか?)。
まず択一(学芸は択一はないはず)ですが、とにかく消去法です。選択肢の中で、本文と一致しないもの、もしくは本文に言及されていないものに関して傍線を引いてください。そして傍線が付かなかったものを選択するようにしましょう。また、本文の根拠となる部分にも傍線を引いて、問題番号と選択肢をその傍線の隣に書き、答え合わせの時に解答を読んでその根拠が間違っていないかを確認してください(センターは黒本の解答が一番いいと思います)。学芸ならセンターを受けるんですよね。センターはこの解き方で大丈夫なのでセンターの過去問で練習してください。古い10年は時間をかけて解いて、新しい10年は時間以内に解く練習をしましょう(時間以内に解く練習の場合本文の根拠の線引きはいりません)。
記述(学芸の過去問はこれでした)ですが、基本的には文を分解してそれを翻訳していくと考えてください。例えば「「これはまるで消しゴムのようなことだった」とはどういうことか」、という問いがあったとします。そしたら、まず「これは/消しゴムのようなことだった」といい感じの意味の分かれる点で分解します。「これは」は指示語なので、指示内容を本文中から探し、線を引きます。「消しゴムのようなことだった」は比喩なので、比喩を比喩じゃない表現に直さないといけません。何を喩えたものなのか本文中で探し線を引きます。そして、主語を補い、「どういうこと」という問いなので文末を「こと」にして、線を引いたところと主語と文末をまとめて字数以内になるように要約します。以上が記述の解き方です。参考書は、大学入試問題正解と過去問がいいでしょう。入試問題正解は、問題傾向が近い大学(地方国立など)を探して解くといいと思います。過去問が一番大事で、Amazon等で探して、20年分を2回は解きましょう。間違えた時は必ず回答を熟読し、上記の方法でちゃんと満点答案を出せるように解きなおしましょう。
加えて、現代文キーワード読解を使うといいと思います。現代文には出やすいパターンがあるので、これを読んでおくとよく理解できると思います。
②古典
古文、漢文も勉強の仕方、解き方は基本的に同じです。とにかく、単語と文法を覚えるのが一番で、覚えない限り問題演習をしないでください。使う教材も、センター過去問、入試問題正解、過去問でいいと思います。勉強の順序としては、単語、文法を覚える→教科書の和訳→問題演習の順で、問題演習のやり方は現代文と同じ(選択肢の絞り方・記述の書き方)です。教科書の和訳の練習が大事で、古文なら、品詞分解→助詞助動詞の活用形・意味の特定、主語の補足→和訳という順で、確実に和訳ができるように練習してください。どの教科書かは知りませんが、書店に教科書の答えは結構売っています。漢文は、書き下し→単語の意味の特定、主語の補足→和訳の順です。これらを過去問演習と並行して週2、3回やるようにしましょう。
参考になりましたか?ちょっと雑な説明になってすみません。分からないところがあったらメッセージでどうぞ。頑張ってください。

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