先取りについて
がー投稿 2022/9/11 20:36
undefined 理系 愛知県
東京大学理学部志望
国、数、社、理、英の5教科で、それぞれどこまで先取りすれば受験で有利な状態になれますか?
また、先取りを優先するべきか、基礎固めや苦手を潰す事の方を優先するべきか、どちらが良いでしょうか。
回答
riku投稿 2022/9/16 10:25
九州大学経済学部
こんにちは!
東大生ではないのですが、周りに東大に現役合格した友人がいたり、僕自身先取りして九大には上位合格できたので簡単に説明させてもらいます!
質問者さんは現在高1ということですので、まず前提として数学と英語の先取りをメインでするほうがいい、というのは抑えておいてください!
基礎固めは苦手つぶしは模試の復習の時や定期テストの対策の際にしましょう。東大レベルではとにかく先に内容を終わらせてしまうことが鉄則だと思います。
では、各科目に移ります。
まず数学です。数学は高2までに数3までの基礎(青チャートやフォーカスゴールド)が完成させられているととても有利です!高2の冬くらいまでに終わらせられているとなおよいです。そこからプラチカや過去問+分野別対策、東大に特化した参考書…などとやることは多いので、焦ることなく基礎を早めに固めるようにするといいです。
次に英語です。英語ですが、できれば高2の夏前までに単語と文法を固めてしまうととてもいいです。そして高2の冬や遅くとも高2の終わりまでに英文解釈が終わらせられ、高3に入った時には英作文やリスニングの勉強と同時並行で過去問演習に入れるといいです。とにかく早期に単語と文法の完成をすることを意識してください!
ここまででわかると思いますが、とにかく数学と英語の早期完成を目標にしましょう!
国語ですが、そこまで集中しなくても大丈夫です。ただし古典分野の知識(古文単語、古典文法、漢文句形)は定期的に復習しておきましょう。東大の国語は他大の方が難しいことがよくあり、高3になったときに過去問演習から力をつける方がいいので、このような感じで大丈夫です。模試の復習だけはしておくといいです!
社会は学校の進度で進んだ部分をとにかく完璧にしてください!理系はあまり社会に時間を取る余裕がないためです。あまり集中してやらなくていいと思いますが、全くしないということはないようにしましょう。
最後に理科ですが、高1の時は学校の進度に合わせれば大丈夫です。定期テストの範囲はとにかく完璧にしましょう。しかし、高2頃から徐々に先取りを始め、数学と英語の基礎が固まった段階から本格的に先取りができるといいです。例えば物理であれば力学、波動、熱力学、電磁気、原子の5分野がありますが、高2の終わりまでに電磁気の途中まで、高3の夏前に原子までが終わり、高3の夏には過去問演習ができるくらいのペースだと夏の東大模試に間に合い、現役生としてはめちゃくちゃペースとしていい感じです。ペースの一例として参考にしてください!