報われない努力の原因

かずと投稿 2018/9/16 16:14

高3 理系 栃木県

東京大学理科I類志望

現在高3の者です。
高1の時からまじめにずっと勉学にはげんできましたが、現在記述の偏差値でいうと65あたりで、マーク模試だと、ちょうど7割ぐらいしか取れず、全然目標に届かず、報われない努力のままで辛いです。
その原因を自分なりに考え、色々やってきましたが、あまり良くなっている気がしません。
どのような原因が考えられますか?
また、探し方というものがあれば教えてください。

回答

スルメイカ投稿 2018/9/17 18:36

東京大学文科三類

課題意識の保持と目標の細分化はできているでしょうか。

課題意識を持つことは前に進む手段になります。今の自分が理解できていない分野は何なのか、どういう考え方を身につければ問題が解けるようになるのかといったことを、目の前の問題を解いて勉強するときに明確にするようにしましょう。

一方、目標までの案内無しにただ前に進むだけでは、目標に近づくどころか逆に遠ざかってしまうことがあります。これを防ぐために目標の細分化による「努力の方向付け」が必要になります。

例えば、上で述べたように自分が覚えていない事項、理解できていない内容を明確にし、その克服に取り組んだとしても、それが志望校合格に不必要なものであれば、それは努力の方向性が間違っていることになります。難関私大レベルで問われるような非常に細かい内容まで気になって覚えようとしてしまう、といったことはありがちなミスです。

目標の志望校に合格するにはどのくらいの知識と応用力が必要なのかといった点を明確にし、そこまでの道のりを細分化して学習指針にしましょう。

ある程度のレベルに達すると努力量と結果は比例しなくなります。スポーツではこのようになった状態を「プラトー」と呼びます。目立った伸び代がなくなって実力が頭打ちになってしまう状態です。プラトーを抜け出すためには「考えて努力する」ことが必要です。

上で述べた2点「課題意識の保持」と「目標の細分化」を意識してこれから勉強に取り組んでください。考えない努力は簡単に裏切りますよ。

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