大阪大学 理学・工学・基礎工学

哲也投稿 2020/12/9 17:31

高2 理系 愛知県

大阪大学理学部志望

大阪大学理系学部志望の高2です。
タイトルの学部の入試(二次試験)の特徴や他の旧帝大と比べた難易度・やっておいた方が良い参考書を教えてくだい。
参考までに今やってる参考書をあげておきます。

数学
青チャート数2B(共通テストぐらいまでに終わらせその後数3の青チャートをやっていく。)

物理
物理のエッセンス赤

化学
宇宙一わかりやすいシリーズ

英語
ヴィンテージ・百式英単語(あんまり使ってる人はいない)

よろしくお願いします。

回答

yoshi投稿 2020/12/14 18:53

大阪大学工学部

まず最初に、大阪大学理系の二次試験の特徴や他の旧帝大と比べた難易度について、を説明し、その後おすすめの参考書について説明させていただきます。

■大阪大学理系の二次試験の特徴や他の旧帝大と比べた難易度について

〇数学
大問5つから構成されており、1つは解けなければならない問題、1つは解けなくても大丈夫な問題、残り3つでどれだけ解けるかで合否が決まる、と言われています。
他の旧帝大と比べるとやや難しめなのではないかなと感じます。
数Ⅲの体積を求める問題はかなり出題されるので、しっかりと勉強しておいたほうが良いと思います。

〇物理
力学、電磁気は毎年出題され、熱力学もしくは波動のどちらかが出題されます。また、近年、原子の範囲が入試に出題されるようになっています。阪大物理の特徴は、やや複雑な問題設定になっているため、問題文をよく読み問題設定をしっかりと理解する力が求められます。計算自体はそれほど難しくはありませんが、問1で求めた解答を問2以降で使うことが多くありますので、問1で間違えてしまうとそれ以降の問題を全て間違えてしまうというリスクがあります。そのため、しっかり問題設定を理解した上で、丁寧にかつすばやく解く訓練が必要です。他の旧帝大と比べると、難易度は同じくらいかなと思います。

〇化学
理論、無機、有機が全般的に出題されます。理論は計算が複雑になることが多く、計算力が試されます。普段の練習のときから、自分で計算をする癖をつけておいたほうが良いと思います。有機は構造決定の範囲が毎年出題され、比較的解きやすい問題が多いです。合格者はここで得点を稼ぎますので、構造決定はできるようにしておいたほうがいいです。無機は、問題集でよく出てくる問題を解けるようになれば問題ありませんが、たまに教科書や資料集のはしっこに書いているような知識を問われることもあります。普段の勉強のときから、教科書や資料集を手元に置いておくようにしたほうが良いと思います。他の旧帝大と比べると、理論、無機はやや難しいかもしれませんが、有機は同じくらいか少し簡単なほうだと思います。

〇英語
英文和訳、長文読解、自由英作、和文英訳が出題されます。二次試験なので当然ですが、英語を書く力が求められますので、普段の勉強のときからスペルの確認や短い文章を書く練習を積んでおいたほうが良いと思います。他の旧帝大と比べると、難易度は同じくらいかなと思います。

以上で、阪大理系入試の特徴の説明とさせていただきます。

ここからは、おすすめの参考書について説明していきます。

■おすすめの参考書について

〇数学
理系数学の良問プラチカⅠAⅡB(河合出版)
数学Ⅲ 入試問題集(数研出版)

〇物理
物理のエッセンス(河合出版)
良問の風(河合出版)
名門の森(河合出版)

〇化学
化学の新演習(三省堂)

〇英語
英語読解の着眼点 -言い換えと対比で解く-(駿台文庫)

いずれも良問が揃っており、阪大二次試験を解く力をつけるためには良い問題集だと思います。

以上で回答を終わります。
大阪大学合格に向けて、頑張ってください。応援しています。

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