勉強がわからなくなってきた

ひろし投稿 2022/6/10 22:32

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京都大学文学部志望

高3です。僕は高校受験で塾高と志木高(慶應義塾高 慶應義塾志木高)に落ちて悔しいまま高校受験を終わらせて60台の都立高校に入学しました。だから高1の頃から大学受験を失敗したくないと思って英語と数学を緊急事態宣言の時から黄チャートを進めてかなり勉強してきたし一年生の間に一Aと2Bを終わらしてサクシードや一対一と塾の復習をしたり苦手な確率整数の対策をしてきたし英語ならターゲット1900を回して鉄壁を何周も繰り返し長文問題を演習として使って音読をしているきて英数をがっちり勉強してきた。また志望校を慶應大にして2年生の頃には国立志望に変えて一橋大から家族と相談して歴史を勉強したいし京都は歴史の表舞台があって現存の古来からの資料が保管されているしたくさんの史跡があるし東大・京大がかっこいいから京都大に変えて今にいたっています。あと高校受験みたいに失敗するのが怖い。
でも河合の共通テスト模試で英語が偏差値50.1A53 2b60 三教科で51。おそらく全統模試も結果はそのくらいだと思う。なんか一年生と2年生の頃に受験に失敗したくない気持ちがあってほとんどを勉強にあてたし周りにも負けたくなかった。けれど周りも勉強の話題がたくさん出てきて周りのほうが模試の結果もよくて一2年生の頃にやってたことは無駄なのかなって思っています。だから最近模試の結果をみて夏休みまでに基礎力をつけるって周りも行ってるし弱点補強するって言ってる人もいて今なにをすれば成績があがるのかわからなくなってきています。
今自分は河合塾に行っていて英数はその復習と予習しかやっていないし授業取ってない古文は古文上達基礎編解いて音読
日本史は好きでもあり教科書読んで一問一答と山川日本史ノートの穴埋め。単語帳は速単英単語上級編です。今の勉強がホントに自分の成績になるのか怖くて、怖くて勉強時間が減ってきています。でもそれじゃ落ちる。勉強時間減るなんて。怖いです。

回答

たけなわ投稿 2022/6/14 20:06

北海道大学法学部

①ひとまず、一度立ち止まってみましょう。今あなたがやるべき一番のことは、あなた自分自身を知ることです。高校時代に先生に言われたことですが、勉強というのは「分からないことを分かるようにすること、できないことをできるようにすること」です。それはどの時期、どの分野でも一貫しています。最初は当然分からない、しかし教科書を読み、授業を受け、問題集を解き、先生に教えを乞い、そんなこんなで畢竟はその分野について分かるようにすることが勉強です。言い換えれば、既に分かっていることについては、それをいくら繰り返しても勉強したとは言えません。それは単なる確認です。考えてみればわかるでしょう?いくら教科書を読み、問題を解いても、既にできている内容ばかりやっていては、他にできていないことは当然できるようにならないし、そこを模試などで鋭く突かれれば成績も当然悪いままですよね。なので、何時も、今の自分には何ができていて、何ができていないのか、何が分かっていて、何が分かっていないのかを把握することが必要です。これが「自分を知る」ということです。

②しかし、大抵の人にはこれがどうにも難しい。なぜならば、一つには自分を自分で客観視することはとても難しく、また一つには自分の弱点に向き合うのは誰にとっても苦痛だからです。本心では、苦手な食べ物はなるべく食べたくないし、苦手な人とはあまり関わりたくないし、苦手な場所へはなるべく行きたくないですよね。それと同じで、苦手な分野、内容の勉強もなるべくしたくないと感じるのが自然です。しかし、勉強の場合は、それをしなかったことによって生じた結果や影響は、全て自分にしかわからないし、自分にしか及びません。すると、苦手な内容をしなければならないという状況に自分の身を置くことができず、やりたい内容ばかりやるようになってしまいます。その結果、自分の中である種のバイアスがかかって、苦手な内容にも「ここはできる」という要素を次々と見つけ出してしまい、何が自分のできていないことなのかが遂にわからなくなります。

③そういった魔境から脱するために、模試というものがあるのです。これまでに受けた模試の結果をもう一度よく見直してみましょう。どの分野の問題で失点しているのか、正解に対し自分の解答には何が足りていないのか、何ができていないから解けなかったのか、そういったことは全て、河合塾なりベネッセなり駿台なり受験のプロが分析してそこに書いてくれているはずです。今一度それをよく読み、自分自身を知ることに努めましょう。模試に限らず、本来問題を解くという行為は、自分に欠けているものが何かを分析し、それを満たすための材料なのであって、ただ解いて、模試を受けて終わり、ただ間違えた問題を見直して終わりでは極めて勿体無いです。なぜ間違えたのか、何が足りなかったのかを逐一分析しながらやらなければ、そりゃ実力も向上しませんし、試験で点も上がりません。上記の、勉強するということの意味を考えればわかるでしょう。できないことをできるようにするには、「なぜできないか」が分からなければ無理ですからね。

④まとめます。とにかく、今あなたが一番にやるべきことは、過去の模試結果を漁って、自分はいったい何ができていて何ができていないのかを分析することです。変に焦って浮き足立っては確実な一歩を踏み出せません。自分の勉強がわからなくなった時こそ、落ち着いて立ち止まり、自分自身を知るようにしましょう。「急がば回れ」ですよ。

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