諦め時

かずと投稿 2018/9/6 23:39

高3 理系 栃木県

東京大学理科I類志望

東大理科I類志望の高3で、偏差値は大体65程度の者です。
今まで、判定でEしか貰ったことがなく、家庭の事情で、行くとしたら、必ずどこかの国公立に現役で入らなければならなくて、これから自分が伸びる気が全くしないので、「もう諦めないといけないのかな、、」とか思ってしまいます。
なにかを「諦める」事は自分のなかで、最もやりたくないことではありますが、客観的に判断してこのような状況だと、諦めるべきですか?また、そのような判断はいつまでに下すべきですか?

回答

わでぃー投稿 2018/9/8 00:53

京都大学法学部

やはり人生は取捨選択をせねばならず何かを得るには何かを捨てなければなりません。あなたは諦めないことと家庭の事情どちらを選ぶのかという話ですね。客観的に見たら東京大学を目指すのは厳しいと言えるかもしれません。

無謀と勇気は全く違うとは良く言いますが、あなたにとって東京大学を目指すことはどちらになりますか。もし無謀だと思うなら引いた方がいいと思います。勇気には突き進む勇気と一歩引く勇気があります。「諦める」のが嫌だと言っていますが、それは諦めるのではなく一歩引こうとしているのではないでしょうか。僕は、あなたは一歩引く勇気を振り絞れないでいるの出ないでしょうか。
ただの撤退と戦略的撤退とでは大きく違います。現時点でE判定というのはなかなか戦況的には厳しいものであると思います。このまま無謀に突き進んで二次試験後に取り返しがつかなくなってから撤退するのと、それよりも前に自分の実力に見合う目標に変える戦略的撤退をするのでは全然違うと思います。
普通に考えたら戦略的撤退をするのが良いでしょう。

ただしかし、これは客観的に感情を排除した話です。やはり人間たるもの感情があるので完全に効率的な選択を選ぶというのは不可能です。
僕も非合理的非効率的で客観的になりきれない人間の1人でした。僕もあなたと同じように家庭の事情で現役でどこかの国公立に受からなければなりませんでした。その中で僕は京都大学を受けることにしました。しかし、模試ではE判定ばかりでした。京大オープンでは偏差値が47くらいでした。さらには本番のセンター試験で失敗してセンター判定でE判定を取ってしまいました。ですが僕は京都大学に玉砕覚悟で特攻し現役合格をもぎ取りました。
このように何が起こるか分かりません。僕の後輩にも東大を受けて落ち、京大の後期で受かって京大に通っている人もいます。僕の後輩のように後期でどこかの大学に受かることも普通にあります。
思っているより後悔というものはずっと付きまといます。そして挑戦しなかった時の後悔の方が長くつきまとってきます。よくやらないで後悔するよりもやってから後悔しろと言いますよね。違う大学に行くとしても、東大に挑戦しなかった場合心にわだかまりやしこりができて大学生活を楽しめないと思います。そんな気持ちで過ごすよりも挑戦して玉砕して違う大学に行く方が良いです。落ちたらその時は後期を受ければ良いです。偏差値が65程度あるならばどこかの後期には受かると思います。

長々と書いてしまいましたが結局決めるのは自分自身です。撤退するのは最悪センター試験後でも構いません。センター試験の結果が悪かったら違うところへの出願を考えてみてください。二次試験への対策は正直東大の問題が解けるようになれば、他の大学の問題は解けると思うのでギリギリまで東大の勉強をしても良いと思います。まだ時間はあります。精一杯東京大学を目指してみてください。

8048EC0B825346B1BD96C0BB3A765946
1C9373ABC6774C10B63056890D03C03F
t8C8tGUBTqPwDZPup01Z