世界一わかりやすい京大、阪大理系数学

ぬああああ投稿 2021/5/9 17:52

高2 理系 兵庫県

大阪大学基礎工学部志望

現在阪大を目指すか京大を目指すかなやんでいるのですが、世界一わかりやすい京大理系数学と阪大理系数学をどちらもやるのはありですか?

回答

ワニ投稿 2021/5/10 22:30

大阪大学工学部

こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。
私はそちらの2冊とも取り組んだことがあるので、その上で私の意見を述べさせていただこうと思います。
個人的には、時間があるのであれば両方に取り組むのもありかと思います。もし時間がないのであれば、やはり志望校にあった方に取り組むべきかと思いますが、まだ志望校を決めきれないようであれば京大の方に取り組むのをお勧めします。
理由の一つとしては、京大入試の方が、著者の方が大切にしている問題文を見てからしっかりと計画を立て、その後実行に移すという解答のプロセスをうまく利用できる問題が多いと感じたからです。本来京大の本の方が先に出版され、阪大の本は京大の本が好評だったため後から出版されたものだったと思います。ですから、本来著者の方が一番伝えたかった内容は京大の方に詰まっていると思います。
阪大も京大も良い問題が多いと思いますが、京大の問題の方が他の大学での入試にも活かせるような考え方を身につける問題が多いと思います。そもそも、阪大入試に注力していては、京大を目指すことはできないと思うので、最終的な志望校がどこになるにせよ、一般に目標は高い方がいいですから、まずは京大の方に取り組むと良いと思います。
京大と阪大の数学には傾向に大きな差があります。京都大学は1A2Bがメインで、少し数3が出ることが多いです。一方で、大阪大学は数3の割合がかなり多く、全ての問題で数3が絡んでいるような年もあります。ですから、1A 2Bの分野は主に京大の本で、数3の分野は阪大の本でおもに勉強するのかも良いかと思います。
どちらも良い本ですから、志望校や大学ごとの問題の特性によって使う方を選べば良いと思います。書いている内容はそれほど大差ないと思いますが、扱っている問題が違うため、著者の方の問題を解く過程での思考方法を自分の中に落とし込むために、演習を増やすという点でも、両方取り組んでもいいと思います。頑張ってください。

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