これからの勉強方

菅田将暉投稿 2020/7/2 22:02

高3 理系 福岡県

九州大学志望

今、勉強方がわからず迷ってます。九州大学芸工音響を目指してるんですけど数学のチャートを何回もやっても成績はイマイチ伸びないし、英語の長文に関しては訳するのに時間がかかってしまいます。今平日は7時間土日は12時間勉強していますが、入試まであと少ししかありません。どのような勉強をすれば効率が良いでしょうか?

回答

QUNO投稿 2020/7/4 17:56

九州大学農学部

初めまして。九州大学農学部の者です。

勉強時間は十分だと思います!無理をしたら模試や入試本番でミスをしやすくなるので、直前だから!!といって時間を増やすのではなく、直前だからゆっくりしよう、なんとかなる!と信じてください。

話がそれてしまいました。数学と英語の勉強の仕方について紹介させていただきます。

【数学】
今から少しずつ過去問に挑戦してみましょう!青チャートがそのまま入試に出ることはありません。(類似問題が出ることもありますが…)入試問題を1問1問じっくりと、教科書や青チャートで調べながら考えてください。最初から完答することは難しいと思います。(できれば完璧ですが)考え方を学び、2回目以降に解けるように理解してください。

私のおすすめは「九大理系数学〇年分」(赤本シリーズ)、「世界一よくわかる九大理系数学」(黄色い本)です。書店でパラパラみて、自分にとって解説がわかりやすいと思うものを選んでください。

また、九大の過去問と並行して、他大の過去問を解くことをおすすめします。過去問がそのまま出ることはほぼ有り得ません。あくまで傾向や考え方を知るためのものです。他大で出題された問題の方が入試に出やすいです。こちらも同様に教科書や青チャートで調べながらじっくりと考え、解いてください。問題の量が多い方がいいというのは本当だと思います。しかし、量だけに注目して雑にやってしまっては無意味です。その問題で自分が何を得たのか、どのように考えることができたか、が入試に生かせると思っています。

学校では、「スタンダード数学1A2B」、「クリアー数学III受験編」(正確な名称ではない気がします)という問題集を使っていましたが、授業スピードが早く、全然身についていなかったように思います。自分が理解することを重点にしてください!

この問題集は良い問題が多かった記憶があるので、全ての問題をやるのではなく、分野ごとに1~2問ずつ、全分野をやった後、また最初の分野から始める、という風にやるのをおすすめします。

【英語】
1文ずつ全て訳して読んでいますか?もしそうだったら、読解の仕方を変える必要があります。

入試問題において、全訳する必要がある文は1~4文くらいです。残りの文は何が書いてあるか、これさえ分かればいいのです。入試の英語は時間との勝負です。必要な所はじっくりと、そうでない部分はささっと読み分けることが大切です。

必要でない部分をささっと読むことで、全訳の文、要約する部分の読解に時間を割くことができると思います。

しかし、最初から必要な部分とそうでない部分の区別はつかないはずです。これは、慣れの部分が多い気がします。
下線部の近く、キーワードが出てくる部分、など、色々な要素があります。人によって見つけ方は違うかもしれません。初めは、長文問題を解く時に、必要だった部分に線を引いて可視化できるようにすれば、少しずつわかってくるような気がします。

日本語訳をするとき、文構造の理解と単語の2つの要素が必要になります。自分がどちらができないのかを把握することで、対策をし、もっと速く訳せるようになるはずです。

簡単に対策を紹介します。
・文構造の理解
→文法の復習、訳すときにS,V,O,C,Mなどを書く、関係詞節は( )で括るなどの練習をしたら、できるようになるお思います。
・単語
→単語を覚えていくしかありません。単語に不安なあるなら、すぐに単語を覚えてください。単語は必須です!しかし、もし、今使っている単語帳が完璧だと思うなら、新しい単語帳を始めるといいと思います。単語帳によって、出てくる単語が変わってくるからです。

効率がいいことも大切ですが、追い求めすぎると、作業になってしまう恐れがあります。自分がこの問題で何ができるようになったか、何ができなかったかを振り返る時間を少し取るだけでも、理解度が大きく変わってくるのではないかと思いました。

最後まで諦めず、自分ができることを精一杯して、合格に向けて頑張ってください!九大で会えることを楽しみにしてます!!

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