教科書か一問一答

青学志望のい投稿 2022/2/10 20:02

undefined 文系 千葉県

青山学院大学経済学部志望

青学経済学部志望の高校2年生です。
受験勉強でをする上で、世界史は教科書を精読してから、一問一答などの演出をするか、最初から一問一答をやり込み、教科書は流れを掴む程度にするか、どちらが良いでしょうか

回答

Mx投稿 2022/2/10 22:39

東京大学文科三類

東京大学に所属している者です。

自分は世界史の勉強の導入として山川出版社から出ている『詳説世界史ノート』という教材を使っていました。内容を一言で表すと、教科書『詳説世界史』の穴埋めノートです。自分は以下のように使っていました。

①勉強するペースを決める
まず「いつまでにどこまで勉強するか」を決め、ページ数を勉強する日数で割って1日あたりに進めるページ数を確定させましょう。漫然とやり始めるより明確なペースを決めてやった方がいいです。もし期間が明確にないのであれば、毎日進められるページ数にしましょう。少なくても大丈夫です。

②答えを見ながら空欄をオレンジのボールペンで埋めつつ軽く覚える
いきなり穴埋めを解くのは難しい上にやる気も出ません。なので、最初は答えを写しましょう。ただし、ここで「覚えながら」写すというのが大事です。完璧に覚える必要はありませんが、ここで覚える努力をするかしないかでこの後どれくらい楽になるかが決まります。また、オレンジのボールペンを使うのは赤シートで文字が隠せるからです(後々使います)。

③赤シートで隠しながら覚える
ここからいよいよ本格的な暗記に入ります。赤シートで隠しながら覚えていき、そのページの空欄が全て正解したら次のページに進みましょう。その日にやる全ての範囲を正解し終えたらその日は終了です。

④翌日に赤シートで隠しながら復習する
実はここが1番大切です。覚えた次の日に復習することで、記憶の定着度がグンと高まります。③同様、そのページの空欄が全て正解したら次のページに進みましょう。前日に覚えた内容なので、恐らくそこまで苦戦はしないと思います。

この繰り返しです。例えば1日3ページ進める場合に実際に勉強する範囲としては
1日目 1〜3ページ
2日目 1〜6ページ
3日目 4〜9ページ
4日目 7〜12ページ
というようになります。つまり、実際に進めるページ数の倍の量を毎日やることになります。①で決めるペースが多すぎるとこのサイクルが回らなくなり本末転倒になってしまうので、上手く調整しましょう。

かなり大変かつ根気のいる勉強ではありますが、間違いなく確固たる世界史の基礎固めになるはずです。また、この勉強方法は英単語をはじめとする他の暗記にも応用できるので、是非試してみてください。

少しでも参考になれば幸いです。

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